尿の変化が気になるなら・・・膀胱結石の症状と原因について知っておこう

膀胱結石は、尿道結石とともに尿路結石症の中では発症頻度の高い病気です。膀胱の尿中鉱物沈殿物が集まると結晶して石になり、そこから膀胱結石を発症すると排尿痛や尿路の炎症、血尿などの症状を引き起こします。細菌感染による膀胱炎に引き続いて起こる場合が多いです。

 

【症状】頻尿や血尿、排尿困難などが起きる

結石ができても食欲や元気はあまり変化がありませんが、結石によって膀胱が傷ついて血が混じったような尿が出ることがあります。そのほかにも頻尿、排尿痛、尿路の炎症、発熱、尿漏れ、不適切な場所での排尿、尿のにおいがきつくなるなどの症状がみられます。少量の尿が頻繁に出て、やがて尿道が詰まって尿が出なくなってしまうこともあります。結石が大きく尿道が閉塞してしまうと、体内の毒素や老廃物を体外に排出することができなくなり、腎臓に障害をもたらしたり、進行すると尿毒症を併発するなど深刻な状態になります。

 

【原因】結石が形成されるさまざまな要因

尿路結石を形成しやすい体質であることや、高齢などが要因にあげられます。そのほかにも、たんぱく質やカルシウム、マグネシウムなどミネラルを過剰に摂取することも原因のひとつです。さらに多いのが細菌感染性の膀胱炎にかかった後に尿路結石を起こすケースで、炎症によって脱落した膀胱内の細胞が膀胱結石の形成につながるといわれています。また、慢性的な水分摂取量の不足も要因にあげられています。

 

【治療】結石の種類や大きさに合わせた治療法

治療は、結石の種類や大きさ、数、位置などによって異なります。小さく溶かしやすい結石であれば、結石溶解薬剤を含む処方食などで溶解します。細菌感染があれば抗生物質や抗炎症剤を投与して治療します。溶解できない結石や大きい結石は、外科手術により摘出することになります。再発するケースも少なくないので、治療後は結石の出にくい食事内容に切り替えて予防します。

 

【予防】膀胱結石を予防するために

細菌感染による膀胱炎から膀胱結石を引き起こすことが少なくないので、飼育環境を清潔に保って、十分に水分を摂らせることが膀胱炎および膀胱結石の予防へとつながります。ミネラル過剰摂取を避けたバランスのとれた食事を与えるようにし、結石ができやすい体質であれば予防専用のフードやサプリメントを与えることも有効です。加えて、ふだんから尿の回数や色、においなどをチェックしておくと健康状態の変化に気づきやすくなります。

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