雄に発生しやすい??シュウ酸カルシウム尿石にきをつけよう!!

尿石はいくつかの種類がありますが、発生原因や尿石の種類、尿石のできる場所によって治療方法が異なります。このうちのひとつがシュウ酸カルシウム尿石です。尿石は主にアルカリ性の尿で発生しやすく、膀胱、腎臓、尿管、尿道等に尿石が現れます。

【症状】シュウ酸カルシウムによる尿石の症状

膀胱炎をおこし血尿になることが一番判断しやすい症状ですが、その前兆として『何度もトイレに行くが出る尿の量が少ない』『オシッコをするときに変な格好をしているように見える』『尿中痛がってるように見える』『陰部を非常に気にする仕草をする』等があります。尿が全く出ない場合、尿結石がどこかに詰まっている可能性があり、二日以内に閉塞部位を開かないと、命に関わる状況に陥る場合があります。雄は雌より尿道が狭く長いため、放置すると、尿が全くでなくなる重症の症状に陥ることもあります。

【原因】シュウ酸カルシウムによる尿石の原因

尿石は食べ物や飲み物から摂取した、カルシウム、マグネシウム、リン、尿酸、ケイ酸等のミネラルを材料として形成されます。そのため、これらのミネラルを含んだ食事を過剰摂取させたり、日常的に摂取させたりすることにより尿結石を形成します。この他、飲料水の減少により尿結石が作られることがあります。飲料水が減少することで、尿が濃縮され結石の形成を助長します。 尿中のシュウ酸濃度とカルシウム濃度の上昇が、シュウ酸カルシウム結晶の形成を促進します。

【治療】シュウ酸カルシウムによる尿石の治療

シュウ酸カルシウムは溶解できない尿結石の為、治療方法は手術で取り除くしかありません。しかし、このシュウ酸カルシウムによる尿結石になるのは稀であり、ほとんどがストルバイトによる尿結石です。ストルバイトの尿結石は手術しなくても治すことができるので、シュウ酸カルシウムより治療は容易的です。

【予防】シュウ酸カルシウムによる尿石の予防

予防をするにあたって最も重要になってくるのが食事です。普段の食事以外にもおやつなどを与えてしまうと栄養バランスを崩しかねます。栄養に必要な栄養素でも余分に与えてしまうと、余分な栄養素は尿中に排泄されて、尿結石のリスクを高める原因となります。たんぱく質、カルシウム、ナトリウム、アルコルビン酸、ビタミンB6、ビタミンDは栄養に必要な栄養素ではありますが、シュウ酸カルシウム尿石を促進させることがある為、与える量に注意する必要があります。マグネシウムは猫や反芻動物(はんすうどうぶつ)にとってシュウ酸カルシウム尿石を抑えます。反対に正常犬においては尿石を促進させてしまいます。飲水量が減る冬季に多い症状の為、冬季の水分補給には気をつけましょう。

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