気をつけて!犬に多い感染症に弱くなる病気、角化症。

角化症は犬によくみられる病気です。正常であれば肌(皮膚)の細胞は20日ほどのサイクルで生まれ変わりますが、角化症を発症するとこのサイクルのスピードが4~5倍になります。皮膚の変化に体がついていけなくなり、様々な症状を引き起こします。角化症は猫にはあまり現れない症状です。

【症状】角化症の症状

主な症状はフケが多くなる、皮膚が乾燥する、シャンプー後すぐに油っぽくなる、皮膚が固くなり分厚くなる、鼻が乾燥してひび割れする等の症状が現れます。

健康な皮膚は外部からの寄生虫や細菌の侵入を防ぐ働きがあります。しかし角化症を発症すると、皮膚が正常に働かなくなります。そのため感染症にかかりやすくなります。

【原因】先天性と後天性

先天性の場合

生まれつき遺伝により角化症を発症することがあります。先天的に角化症が発症する犬種は少ないですが、シェパード、ダックス、シーズー、ラブラドール、ホワイトテリアは今なお発症しやすい犬種です。猫の場合、発症しやすい猫種は現在報告されていません。

後天性の場合

角化症の後天的な要因は主に湿疹やアレルギー、濃皮症、アトピーなどの他の病気から発症します。また先天性にくらべて後天性の要因で発症することが多く、アレルギー体質のペットや、長期間にわたって皮膚に何らかの異常がある犬・猫には注意が必要です。

【治療】シャンプーによる治療

角化症の主な治療法は、薬用シャンプーを使用します。症状によって使用する薬用シャンプーは異なります。フケが多い場合は薬用水溶性イオウシャンプー。皮膚が乾燥している場合は保湿成分やセラミドが入ったシャンプー。脂っぽい皮膚の場合には抗脂漏性シャンプー。固く分厚くなった皮膚の場合には、保湿と抗菌性成分を含んだ薬用シャンプーを使用してあげましょう。

獣医師との相談のもと症状に合った薬用シャンプーを使用しましょう。

【予防】皮膚のこまめなお手入れが大切

角化症は他の病気が原因で発症することが多い病気です。アレルギー体質やアトピー、濃皮症などを患っているペットには、特に注意が必要です。現段階でとくに病気を患っていない健康なペットでも、それらの病気に対して予防が大切になります。自宅での飼い主による定期的なシャンプーやスキンケアなどで日頃のお手入れに気を配るようにしましょう。

角化症は体内ではなく皮膚に現れる病気なので、直接治療効果を目で確認することができます。こまめに皮膚の状態を確認するようにしましょう。

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