綺麗な毛並みを奪ってしまう…CDA脱毛症とは?

CDA脱毛症はカラーダイリューション脱毛症の略で別名、淡色被毛脱毛症といい、主にブルー、シルバー、グレー、フォーンなどの色の被毛を持つ犬や猫に見られる病気です。この病気は先天性の皮膚疾患で完治が非常に難しい病気と言われています。

【症状】特に子犬、子猫に発症する

CDA脱毛症の症状は名前の通り被毛が抜け落ち、更に新しく生えてきた被毛も非常に弱くすぐに折れてなくなってしまいます。そのため被毛が抜け落ちてしまった部分の皮膚が出てきてしまい皮膚が過敏になってしまいます。症状の度合いは様々あり、全身かかってしまう子から一部分しか発症しない子もいます。また、CDA脱毛症は生後三ヶ月~十二ヶ月くらいの間に発症することが多く、生まれたときのコート(毛並み)は正常な場合が多いです。

【原因】原因は遺伝

CDA脱毛症は先天性の遺伝性皮膚疾患といわれており、希釈された被毛(主にブルー、シルバー、グレー、フォーンなど)を持つ犬や猫に起こってしまう症状です。新しく生えてくる被毛は毛の中のメラニンの分布が不均等なのが原因で弱くなっておりすぐに折れてなくなってしまいます。

その他の原因は特に報告されておらず、この疾患が万が一発症した場合はその繁殖ライン(両親犬)を止めるべきといわれており、ドクターもCDA脱毛症の子に出会うことはほとんどなく、この疾患にかかっている子は少なく珍しいようです。

【治療】完治へ直接繋がる治療法はありません

残念ながらこの病気の完治は非常に難しくなっていて、現在完治に繋がる有効な治療法はありません。また症状を緩和させたり、進行を遅らせるような治療法とては、抗生物質の投与などが主な治療になっております。

その他保湿性の優れたシャンプーを使っての患部の保湿やメラトニンの内服などの治療法が有効ではないかと考えられています。もちろん完治に近い状態まで回復した報告もございますので医師との相談のもと根気良く愛犬愛猫に向き合って病気と闘っていきましょう。

【予防】次の世代の為の予防

CDA脱毛症は先天性、遺伝性皮膚疾患になっているため予防は難しいです。この疾患にかかってしまった際の進行を遅らせる予防、注意点としまして、脱毛している患部は外的刺激や皮膚の乾燥、紫外線に弱いため外出の際は洋服などを着せるなどして患部を守ってあげてください。

冬などの空気が乾燥しやすくなっている季節は普段のシャンプーを保湿系の物に変えたり保湿剤などを使用してあげましょう。

その他このCDA脱毛症は遺伝性皮膚疾患なので、CDA脱毛症の犬・猫が生んだ子は遺伝によりこの病気にかかってしまうため繁殖などには適していません。

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