食べ物が食べれなくなるほど痛い??喉に起こる咽頭炎とは?

咽頭炎(いんとうえん)とは、喉に炎症が起きた状態です。咽頭とは、口と食道との間にある柔らかい筋膜性の部位です。この気管が炎症を起こしてしまうと、始めは軽く咳をする程度ですが、症状が悪化してくると喉に痛みを感じるようになります。また、扁桃腺(へんとうせん)が腫れてしまったときのような状態に喉がなるので、とても痛みを感じる病気です。

【症状】咽頭炎の症状

咽頭炎を引き起こすと、初めのうちは軽くせきをする程度ですが、症状が徐々に悪化していくと喉に痛みを感じ鳴き声が変わります。またリンパの腫れ、唾液分泌の増加(よだれ)、喉のあたりを触られたりすると嫌がるなどの症状がみられます。症状が重度の場合、呼吸障害を発症したり、咳が頻繁に出て、吐血や嘔吐を繰り返すようになります。えづく(吐くしぐさをするが何も出ない)という行動が見られます。食べ物を食べたときに食物が喉を通るため、とても痛く食欲不振になります。呼吸障害は最悪の場合、命を落としてしまうことがあります。

【原因】咽頭炎の原因

炎症を引き起こす原因は様々です。有毒ガスや薬品を吸い込んでしまって炎症を起こす毒物の吸引や吸収、ジステンバーなどのウィルス感染や、鼻炎、口内炎などが隣り合っている咽頭に影響を与えて炎症を起こすことや、咽頭軟骨の先天的異常(短頭種にみられる)が原因のものがあります。また犬や猫は、食べた物を小さく嚙み砕くことが苦手なので大きな塊のまま飲み込むことがあり、それが原因(誤飲誤植)で喉を傷つけてしまうこともあります。

【治療】咽頭炎の治療

咽頭炎は他の疾患の周辺症状として発生しますので、まずは優先的に咽頭炎を引き起こしている基礎疾患への治療が施されます。具体的には、のどの異物を除去したり、『ネブライザー』を用いて薬剤を吸引させるなどです。ウイルスなどが原因の場合は、内科的療法を行います。基本的に、消炎剤や抗生物質などの投与が行われます。

【予防】咽頭炎の予防

咽頭炎の原因は様々ですが、予防法は簡単で、口や鼻から喉の奥に入ってくるものに気を付けることが咽頭炎対策の基本です。生活環境の中で、薬品を使用する際にガスを発生させないように気をつけたり、屋外でも煙や薬品散布の場所には近づかないようにして、犬や猫が毒性ガスを吸い込まないようにすることが大切です。また、犬の咽頭炎の有効な予防は、生活環境を良好な状態に保つことです。散歩中に異物を飲み込んでしまったりしないようにするなど配慮が必要です。

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