肺胞が大きく腫れあがり、破裂してしまう!呼吸が苦しくなる肺気腫の症状が現れたらすぐ病院へいこう。

肺気腫とは何らかの原因で肺胞に異常が起き、肺が大きく腫れあがるようにふくらんだ状態です。肺胞は酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出する作業を行っている小さな袋状の器官です。肺全体の8割は肺胞でできています。この肺胞が腫れあがると、酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出する作業がうまくできません。その結果、軽い運動で大変疲れやすくなったり、呼吸が苦しくなったりする症状が現れます。

【症状】慢性肺気腫・急性肺気腫の主な症状

肺気腫の症状には慢性と急性の2つがあります。急性の場合、突然口や鼻から泡やよだれを出して、過度の呼吸困難が発生します。慢性の場合、少しの運動で息が上がり、疲れやすくなる為、運動をしたがらなくなります。その他、涎が止まらなくなったり、呼吸困難等の症状が現れたりします。大きな症状が現れない場合、経過観察で完治することもありますが、症状が悪化した場合は呼吸困難に陥ります。

【原因】肺気腫になる主な原因

正常な肺胞が機能している場合、肺胞には適度な弾力性があり、拡張後は自らの力で、自然に元の大きさに戻すことができます。しかし肺胞腫が発症した場合の肺胞は、肺胞壁が正常のものより薄くなり、適度な弾力性が失われます。その結果、酸素の取り込み、二酸化炭素の排出がうまく出来なくなるため、呼吸が苦しくなってしまいます。症状が重くなると口や鼻から泡やよだれを出し、その後呼吸困難に陥る為、酸素を供給できるボンベ等をを持ち歩くような生活を続けて行くことになります。

【治療】早期発見が大切になる肺気腫の治療法

気管支炎、外傷等の他の疾患が伴って発症している場合、他の疾患治療を優先的に施します。他の疾患の治療のみで肺気腫の症状が回復するケースも少なからずあります。しかし肺胞の損傷が激しく発症原因がわからない場合は、有効な内科治療がないため、病状をそれ以上悪化させない為の経過観察が必要になります。症状が悪化し、呼吸困難等の重い症状が続いている場合は、酸素吸入の保存治療を行ないます。

【予防】肺気腫の予防法

愛犬・愛猫に上記で説明したような症状が現れた場合すぐに動物病院で診察を受けましょう。肺気腫は他の疾患が原因で発症する場合がほとんどです。予防法としては肺気腫にかかわる疾患を発症させないことです。自動車や工場から排出される排気ガス、たばこの煙、有毒ガスの吸入も 肺気腫の発症原因の一つです。今後飼い主がペットをそのような環境下におかないよう、生活習慣を見直すことが必要になってきます。

 

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