さまざまな病気の原因にもなることも・・・気をつけたいペットの過食による肥満

犬や猫にはその種類によっておおよその適正体重がありますが、それを大きく上回ってしまういわゆる肥満のペットが増えています。ペットが肥満になってしまう大きな原因のひとつが食べ過ぎ、つまり過食です。もしペットが過食から肥満になってしまったら、またあらかじめ過食にならないよう防ぐためには、どのように管理したらいいでしょうか。

 

【症状】過食による肥満が与える影響

肥満は犬、猫ともに非常に多く見られる疾患です。その一番の原因となるのが過食であり、高カロリーのフードをたくさん食べるペットは体重増加の傾向にあります。肥満が進むとさまざまな病気にかかったり、悪化したりするリスクが高まり、ふだん症状としてあらわれなくても気づかないうちに健康に影響を与えていることもあります。糖尿病や、関節の痛みなどの骨格系疾患、高血圧など心臓血管系疾患、腫瘍(がんなど)などは肥満によって体に負担がかかり発症する代表的な疾患であるといえます。

 

【原因】ペットが肥満になる要因とは

ペットが過食、つまり食べ過ぎてしまう理由は何でしょうか。一般的にペットの食べ物は飼い主に管理されているため、自分の意思で勝手に食べることはできません。ペットがねだるのに負けてついあげすぎてしまったり、人間の食べ物をあげてしまったりすることが習慣的に積み重なると、結果として肥満に至ってしまいます。つまり、一部の病気などによって肥満が引き起こされるケースを除いて、ペットが必要以上のカロリーを摂取してしまうことは人間に原因があると言えるのです。このことをふまえて、ペットの食習慣を見直す必要があります。

 

【対策】食習慣を見直そう

習慣的な過食の積み重ねによりペットが肥満になってしまったら、それを解消するためにはどうしたらいいでしょうか。まずは食事量を減らすよりも、食欲を満たしてあげるような与え方にするのが最善の方法です。ローカロリーに抑えるフードに切り替えたり、一回の食事に時間かかるように早食い防止のフードボールに入れ替える、一日に与える量を小分けにして回数を増やす、などの方法で満腹感を得られるよう工夫してあげましょう。なかでも食物繊維の豊富なフードは満腹感を与えつつも脂肪を減らし、摂取カロリーを抑えることができます。また、猫には高たんぱく質・低炭水化物のフードで、エネルギー代謝を変化させて減量できることが知られています。

【予防】万病の元である肥満からペットを守る

飼っているペットが肥満なのか、適正体重はどのくらいかを知ることが、食事管理・体重管理の目安になります。定期的な健康診断を受ける際に、体重の増減をチェックし、病院で相談しながら減量や体重維持を実行するようにしましょう。かわいいから、ほしがるからといってむやみに与えず、決められた食事量を守りおやつもできるだけ与えないことが望ましいです。またフードやおやつの与え方については、病院で一緒に医師の説明を聞いてもらうなどして、家族間で統一しておくことも大切です。人間と同じく、ペットにとっても肥満は生活習慣病などの万病のもとです。質の良いフードを適切な量を守って与え、ペットの健康を守ってあげましょう。

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