マダニってどんな虫?対策と予防は?

マダニは大きさが3~4ミリと通常のダニに比べて大きいことが特徴で、宿主に寄生して血を吸うことで栄養を補給します。草むらに生息していることが多いために、毎日の散歩などで外出する機会の多い犬は特に寄生されやすいといえます。このマダニに咬まれるとマダニ症という病気を発生しますが、日頃から予防を行い、万が一咬まれた場合には早急に病院で駆除してもらいましょう。

 

【症状】感染症も媒介する

マダニに咬まれて血を吸われると、皮膚が腫れて痒みや痛みを感じます。マダニは自分の体積の200倍もの血液を吸うので、複数のマダニに咬まれると貧血を起こしてしまうこともあります。また、マダニの体内にあるさまざまな病原体を宿主の体内に送り込み、感染症を媒介するおそれもあります。

マダニによる感染症は、「アレルギー性皮膚炎」「ダニ麻痺症」「エールリヒア症」「バベシア症」「ライム病」などがあります。これかにかかると、食欲不振・発熱・リンパ節の腫れだけでなく神経障害の症状が出ることがあります。さらに、マダニの被害はペットだけでなく、人間にも同様に及ぶことがあるので厄介です。

 

【原因】草むらに生息し寄生する

マダニは温かい気候を好み、寒冷な地方を除いて各地に生息しています。1年を通して活動しますが、特に春から夏にかけてが活発です。草むらに生息し、通りかかった動物や人に寄生します。自然の多い地域でよく見られますが、公園や植え込み、河川敷など人間やペットの活動範囲内にも存在します。前足に特殊なセンサーを持ち、待ち伏せして通りかかる哺乳動物の体温、二酸化炭素、振動などを察知して寄生します。

 

【治療】無理に取ろうとせずに病院へ

マダニに咬まれているのを見つけたら、専用のピンセットや駆除薬でマダニを取り除きます。無理に取ろうとすると、マダニの口の部分が皮膚の中に残ってしまい、炎症や化膿の原因になるのでやめましょう。また、メスの場合はつぶしてしまうと体内にある卵が飛び散ったり手に付いたりして感染症の原因にもなりますので、飼い主が無理に取り除こうとするよりも、病院で駆除してもらうのがいいでしょう。

マダニが大量に寄生していたり、アレルギーや感染症を起こしている場合には、抗生物質や抗炎症剤、点滴や輸血などの処置も行われます。

 

【予防】薬による予防と駆除

薬によってマダニの寄生を予防・駆除することができます。内服薬や皮膚に垂らす滴下薬があり、定期的に使用してマダニ症の予防、もしくは付いてしまったマダニの駆除が可能です。それに加えて、散歩や外出の際にはマダニの生息地である草むらなどに近寄らないようにしましょう。外出後にはブラッシングをして、マダニが付いていないかチェックしてあげるといいでしょう。

 

キーワード・タグ:

関連記事

記事検索

カテゴリー

タグ

閉じる