ノミが犬に寄生したらどうなるの?症状や対処法について知っておこう 

ノミが犬に寄生すると、さまざまなアレルギー反応を引き起こしたり、他の病気にかかってしまうことがあります。ノミが寄生していることがわかったら、どう対処すればいいでしょうか?また、人にも害を及ぼすのでしょうか?愛犬のためにもノミについてよく知っておきましょう。

 

犬に寄生するノミとは?

犬に寄生するノミで代表的なものはネコノミです。体長は1~2mmで赤褐色をしており、メスは吸血しながら犬の体表に約200個もの卵を産みます。繁殖力が非常に高いので、ノミが寄生していることに気づいたら放置せずに早めに駆除する必要があります。

 

ノミが引き起こす症状とは?

(1)ノミアレルギー性皮膚炎

ノミによる犬の病気のなかでもっとも多いとされています。ノミに咬まれるとその唾液や糞がアレルゲンとなり、免疫反応によってアレルギーを引き起こします。お尻からしっぽの付け根によく発生し、皮膚の赤み、発疹、はげしいかゆみ、脱毛などの症状がみられるようになります。一度この病気にかかると、その後少しでもノミが寄生すると再発してしまうのでとてもやっかいです。

(2)瓜実条虫症

ノミが瓜実条虫の卵を食べることによってその体内に寄生し、犬がグルーミングなどでノミを飲み込んでしまうことで感染します。瓜実条虫は犬の小腸に寄生し、成長して体長50cmほどになることもあります。おう吐や下痢などの消化器症状や体重減少などの症状がみられるようになります。

(3)そのほかの症状

たくさんのノミに寄生され吸血されることで、貧血になることがあります。とくに子犬にとっては大量寄生は注意が必要です。また、かゆみなどのために患部をしきりになめたり咬んだりするので、傷ができてそこから細菌感染し、炎症や化膿を二次的に引き起こすこともあります。

 

人にも害をもたらすの?

ノミによる害は犬だけでなく人にも影響を及ぼします。ノミ刺咬症は、ノミの唾液がアレルゲンとなって強いかゆみを引き起こします。患部を掻きむしると二次的に細菌感染が起こり、ひどい場合は水ぶくれのような状態になります。猫ひっかき病は、猫にひっかかれたり咬まれたりすることで、ノミが媒介するバルトネラ菌が猫の爪や口腔内を経由して人に感染する病気です。リンパ節の炎症や発熱、頭痛、患部の化膿などの症状があらわれます。瓜実条虫症もノミによって人に感染します。ノミをつぶした手に付着した卵を誤って口に入れてしまうと、主に下痢などを引き起こします。

 

治療と駆除

ノミによる症状を治療するには、まずアレルギー反応による症状を軽減させるため、抗アレルギー剤やかゆみを抑える薬などを投与する対症療法が行われます。また、ノミを駆除するにはノミ用駆除薬を使用するのが効果的です。スポットオンタイプ、スプレータイプ、内服薬などいろいろなタイプがあります。

また、愛犬の飼育環境を衛生的に保つことも大切です。室内飼育であれば部屋の掃除や寝具などの洗濯をこまめにしてあげましょう。ノミは気温13℃で生息できるとされているので、暖房設備が整っている近年では冬でも油断大敵です。

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