予防薬を与える前にフィラリア検査を受けよう!~時期・方法・料金について~ 

フィラリア幼虫を保有している蚊に刺されることで感染してしまう犬のフィラリア症は、重症化すると死に至る危険な病気です。予防薬の投与によって防げることが知られていますが、予防薬を使用する前に検査を受ける必要があることを知っていますか?フィラリアの検査についてくわしくご紹介します。

 

フィラリアの検査はなぜ必要なの?

フィラリアの予防薬を与えていれば予防できているはずなのに、なぜ検査が必要なのでしょうか?それは、毎回予防薬を与えているつもりが、犬が隠れて吐き出していたり、予防できる期間を間違えて与えていたり、予防薬を与えた時期に体調が悪くてしっかり消化吸収されていなかったなど、実はきちんと予防できていないケースが意外とあるからです。そして、予防できているつもりのまま予防薬を与えるのはとても危険なのです。

フィラリアに感染してから時間が経っている場合、血液中にフィラリアの幼虫が存在している可能性があります。そこへフィラリア予防薬を投与すると、血液中のフィラリア幼虫が多数死滅して血管が詰まってしまうおそれがあるのです。またそれだけではなく、死滅したフィラリアに対して過剰なアレルギー反応が起きてしまうと、アナフィラキシーショックを起こしてしまう場合もあります。そのため、万が一フィラリアに感染していることを知らないまま予防薬を飲ませるのことは大変危険です。毎年フィラリア予防薬を投与する前には、検査をして感染しているかどうかを確かめる必要があります。

 

フィラリア検査はいつ受けるの?

フィラリアの検査は、予防薬を投与する時期に合わせ、それよりも先に行います。フィラリアの予防薬は、蚊の活動期間を考慮して投与されます。地域によって差はありますが、5月~12月を予防期間とするのが一般的です。この期間が始まる前に、フィラリアに感染していないか検査を受ける必要がありますので、かかりつけの病院で相談してみましょう。

 

どんな検査をするの?

フィラリアは血液検査で感染の有無を調べることができ、主に次の2種類があります。

(1)フィラリア抗原検査

専用キットを使用して、フィラリア成虫の分泌物を検出します。数滴の血液で検査することができ、時間も数分のうちに診断が完了します。現在最も感度が高い診断方法であるとされており、一般的に動物病院ではこちらの検査が行われます。

(2)ミクロフィラリア検査

血液を直接顕微鏡でのぞいて、フィラリア幼虫がいるかどうか確かめる方法です。もしフィラリア成虫が出産していれば、顕微鏡でミミズのような幼虫を確認することができますが、この検査では20%程度しか検出できないとされ、やや感度が劣るといえます。

 

気になるフィラリア検査の費用は?

毎年受けるフィラリア検査、費用はいくらぐらいでしょうか?病院によってもまちまちですが、一般的には1000円~5000円くらいのところが多いようです。また、血液検査でフィラリア感染を調べるついでに内臓など全身状態も一緒に調べる病院もあり、調べる項目によって7000円から1万円近くする場合もあるようです。いずれにせよ、病院でよく相談して検査を受けるようにしましょう。

 

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