脳腫瘍ってどんな病気?症状を知っておくと早期発見の助けになる!

犬や猫などのペットも脳腫瘍を発症することがあります。発症しても大きな症状がみられない場合もあり、病気に気づきにくいケースもあります。しかし、腫瘍の部位によっては痙攣や旋回運動、眼振などがあらわれ、それ以外にも無気力や突然の性格の変化などさまざまな症状が起こることがあります。

 

【症状】神経に異常が生じる

脳に腫瘍ができることによって、神経にさまざまな異常をきたします。脳のどこに腫瘍ができたかによってあらわれる症状や兆候が異なり、発症しても症状がみられないケースもあります。腫瘍の部位によっては一般的な症状である痙攣をはじめ、頭と首が傾く斜頸や旋回運動、運動失調、眼球が揺れ動く眼振、顔面まひ、歩行障害や意識障害、食事の飲み込みが困難になるなど、さまざまな症状があらわれます。

そのほかにも、以下のような兆候があらわれたら注意しましょう。

・性格や行動が劇的に変化する

・寝てばかりいる、無気力

・食欲不振もしくは過食

・不適切な場所での排泄

・視力、嗅覚、聴覚の喪失

・痛みのために鳴く

 

【原因】原発性と続発性の腫瘍

脳腫瘍には、脳の細胞自体が腫瘍化する「原発性脳腫瘍」と、ほかの部位のがん細胞が脳に転移して起きる「続発性脳腫瘍」とがあります。続発性では、ほかの部位でできた血管肉腫、悪性黒色腫、悪性リンパ腫、乳腺がんなどが転移する場合と、頭蓋骨腫瘍のように脳に近い部位でできた腫瘍が広がって脳に浸潤する場合とがあります。

脳腫瘍が発症するメカニズムについては明確には明らかになっていません。しかし遺伝的要因をはじめ、頭部の外傷、ストレス、栄養バランス、放射線や電磁界、農薬などが原因として推察されています。また、中年齢から高年齢での発症が多くみられることから、加齢が脳腫瘍のリスク要因であると考えられています。

 

【治療】腫瘍や症状に合わせて治療する

脳腫瘍の治療は、腫瘍の部位や種類、ペットの病態に応じて、化学療法や外科手術、放射線療法のうちから選択したり、組み合わせたりして行われます。また脳腫瘍にともなう症状を緩和するために、内科的治療を行うこともあります。痙攣があれば抗痙攣剤、炎症に対してはステロイド剤などが投与されます。

 

【予防】気になる症状があれば病院へ

脳腫瘍は予防が難しい病気です。早期に発見し、すみやかに治療を始めることが重要になります。普段からペットの様子を観察し、もし前述した症状や兆候が見られたら病院で受診するようにしましょう。

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