発症すると24時間睡魔と格闘することになる!?ナルコレプシーとはいったいどんな病気??

ナルコレプシーとは、犬・猫、人間にも共通してみられる慢性の睡眠疾患です。発症すると、昼夜場所を問わず24時間睡魔と格闘することになり、自分自身で睡眠を制御することが不可能になります。また、ナルコレプシーと非常に近い症状でカタプレキシー症状というものがあります。この症状は、食事中でも、散歩中でもふっと意識が飛んでしまい脱力発作を起こすというものです。ナルコレプシーは目を閉じた状態で意識を失いますが、カタプレキシー症状の場合、目は開いた状態で意識を失います。

【症状】ナルコレプシーの症状

ナルコレプシーの症状は昼夜場所を問わず24時間突然強烈な睡魔に襲われるというものです。ナルコレプシーを発症すると、食事中でも、散歩中でも突然意識が飛び、睡眠状態に入ります。食事や遊びによる興奮後に発症することが多く、発症後は膝や腰など全身の姿勢を保つ筋肉の力が抜けてしまいます。

【原因】ナルコレプシーの主な原因

ナルコレプシーの主な原因は遺伝性にあると言われてきました。しかし近年、非遺伝性(弧発性)でも発症することが報告された為、遺伝性だけが原因の疾患ではないと言う事がわかりました。非遺伝性(弧発性)におけるナルコレプシー原因は脳内のオレキシン受容体にあると言われています。摂食や睡眠といった生理作用に深く関与する脳内のオレキシン受容体に障害が起こることで、その機能を発揮できないことが問題ではないかと現在考えられています。

代表的な好発犬種は、『キャバリア・キング・チャールズスパニエル』『ヨークシャ・テリア』『トイ・プードル』『ミニチュア・ダックスフンド』『ミニチュア・シュナウザー』『ビーグル』『ドーベルマン』『ラブラドール・レトリーバー』になります。

好発猫種は現在報告されておりません。

【治療】ナルコレプシーの主な治療法

ナルコレプシーの治療は定期的に薬を飲ませる投薬治療が中心になります。特に抗うつ剤・中枢神経系に作用するリタリンという薬剤の投薬が有効とされています。しかしナルコレプシー症状を完治させることは困難な為、あくまで症状を抑えるというものになります。

【予防】ナルコレプシーの主な予防法

ナルコレプシーは日頃から飼い主が愛犬・愛猫の生活習慣に気を使ってあげることが大切です。生命を脅かすような大きな病気ではありませんが、少しでも症状を疑う、もしくは症状に気が付いたら放置せず、早期段階で動物病院で治療を受けることにしましょう。

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