血友病の親戚の病気?血友病と似た症状が現れるフォンビルブランド病って?

フォンビルブランド病は遺伝性の出血性疾患です。血友病とよく似た症状を持つ病気で、血友病と同様、止血が困難になるのが主な症状です。

ほとんど雄にしか発症しない血友病とは異なり、フォンビルブランド病は雄・雌、共に発症する病気で、ほとんどの場合は血友病に比べ症状が軽いのが特徴です。

【症状】血友病に似た症状

フォンビルブランド病の主な症状は外傷を負った際の重度な出血、歯肉や鼻などからの粘膜出血、皮下出血、消化器官からの出血や、血尿などがみられます。この症状は血友病とよく似ています。

フォンビルブランド病は、ほとんど雄にしか症状が見られない血友病とは異なっていて、雄・雌、共に発症する可能性があり、また比較的症状が軽い場合が多いです。

フォンビルブランド病には1型、2型、3型の3つのタイプがあり、1型、2型は比較的症状は軽い傾向にありますが、3型は症状が重い傾向にあり、血友病と同様、関節や筋肉での出血が起こるようになります。症状が極めて重い場合死に至ります。

【原因】遺伝が原因

フォンビルブランド病は先天性の病気なので、遺伝が原因となり、主に『スコティッシュ・テリア』 『ウェルシュ・コーギー・ペンブローク』 『シェットランド・シープドッグ』 『ドーベルマン・ピンシャー』 『バーニーズ・マウンテン・ドッグ』などの犬種が発症しやすいと報告されています。この病気が発症しやすい猫種は現在報告されていません。

特にウェルシュ・コーギー・ペンブロークはフォンビルブランド病(1型)を発症する可能性が他の犬に比べ高く、10~15頭に1頭の割合で発症するといわれています。

【治療】明らかになっていない治療法

現在フォンビルブランド病を直接的に改善するような治療法はありませんが、万が一出血してしまった場合、止血のため病院へ行きましょう。

主な処置としては止血に加え、輸血を施します。また、発症したフォンビルブランド病が1型、2型の場合、酢酸デスモプレシンという種類のホルモン剤を投与するのが有効とされています。

また、人間の血液はA型、B型、O型、AB型の4種類ですが、犬の場合は9種類、猫は3種類の血液型を持っているため、かかりつけの獣医師の元で前もって血液検査をしておくとことが大切です。処置が早く済みます。

【予防】怪我に注意

フォンビルブランド病は先天性の疾患のため、あらかじめ繁殖の際にはフォンビルブランド病が発症しやすい犬種・猫種に注意して行い、次の世代へ繋げないようにしましょう。

また、ペットが既にフォンビルブランド病に感染している場合、出血を伴う怪我に十分注意してあげましょう。

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