血液中の酸素を全身に循環させることが出来なくなる恐ろしい病気、ファロー四徴症とは!?

ファロー四徴症とは、肺動脈の狭窄、室中隔の欠損、大動脈の騎乗、右心室肥大の4つの症状が現れる病気です。この病気にかかると、血液中の酸素を全身に循環させることが出来なくなってしまいます。死に至るリスクが高い病気なので、早期発見、早期治療が必要です。

【症状】ファロー四徴症の症状

ファロー四徴症にかかるとチアノーゼという症状が現れます。この症状が現れると唇や口内の粘膜が青紫色になるので、血液中の酸素が不足しているという合図になります。その後、呼吸困難、運動不耐性、多血症が現れます。

生まれてすぐに症状が現れる先天性心疾患の為、残念ながら完治することはできません。しかし対症療法を継続して行けば、症状が改善される場合があります。

以下の症状が現れた場合にはかかりつけの動物病院で診断を受けてください。

咳が出る、おなかがふくれる、四肢がむくむ、呼吸困難、チアノーゼ、昏睡、運動後の息切れなど。

【原因】生後間もない子犬に起こりやすいファロー四徴症

ファロー四徴症は生後間もない時から現れる先天性心疾患の為、詳しいメカニズムはまだ解明されていませんが、発達不全や心臓異常が主な原因と言われています。

すべての犬種に起こりうる病気ですが、特にブルドッグとキースホンドに発症しやすい病気と言われています。

【治療】ファロー四徴症の治療法

他の病気と併発すると非常に危険な状態に陥ります。特に心臓に大きな負担がかかり心不全を引き起こしやすくなります。ファロー四徴症にかからないためにも、動物病院で定期的に検診を受けることをお勧めします。以下の検査方法があります。

聴診検査、レントゲン検査、心電図検査、血液検査の4つです。

聴診検査では、心雑音に異常がないかどうかを調べます。その後、心電図検査で不整脈がないかを調べます。レントゲン検査では心臓と肺の状態をはっきりと確認し、調べることができます。

ファロー四徴症の症状が重い場合には、人工心肺装置というものを使用します。人工心肺装置を心臓に接続するため、一時的に心臓を止めることになります。その後右心室と左心室心の間にある穴を特殊な医療用の布を使って縫い合わせていきます。

【予防】いち早く症状に気づき動物病院で治療を受けることが大切

ファロー四徴症の予防法は、降圧薬や利尿薬を投与して、多血症や不整脈を抑制することです。またチアノーゼの症状が重い場合には、運動を制限させます。最悪の場合、心室中隔の欠損を塞ぐため肺動脈を拡張させる手術をします。死に至るリスクも高いので、ペットの体調を考えたうえ、検討する必要があります。

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