出血が止まらなくなる遺伝病!血友病Bの症状・原因とは

血友病とは、血液を凝固させるために必要な因子が欠失している病気です。欠失している因子によって、血友病Aと血友病Bに分別されます。ここでは血友病Bについてご紹介します。

 

【症状】出血すると止まらなくなる

血友病は血液が凝固しにくいという特徴があるため、出血すると止まらなくなる遺伝性の病気です。皮膚、粘膜、関節腔、筋肉内に出血し、皮下に内出血、血腫(皮下が腫れる)がみとめられます。少し激しい運動をしただけで血管内の出血が止まらなくなるので、散歩も困難になります。万が一ケガをした場合には、出血多量で死亡してしまいます。それ以外にも、筋肉や関節内の出血のため歩き方がおかしくなったり、脳内や脊髄内の出血のために麻痺が起きたり、貧血のために歯肉が白っぽくなったり、消化管内の出血のために血便が出たり、呼吸器内での出血のために呼吸がおかしくなるなど、さまざまな症状があらわれます。

 

【原因】血液を凝固させる因子の欠乏

血友病Bは、血友病Aに比べると発症例が少なくまれな病気であり、オスだけに発症しメスは発症せずキャリアとなります、また大型犬では重症化しやすく、猫では軽度とされています。血友病Bが起こる原因は、第Ⅺ因子という血液凝固因子が欠乏していることに起因します。とくに発症の多い犬種が報告されている遺伝性疾患です。

 

【治療】血友病Bの治療について

血液中の凝固因子を検査し、欠如している凝固因子を補充する方法で治療します。しかし、外から補充した第Ⅺ因子は長期的な維持が難しく、根本的な治療法はいまのところありません。症状が重かったり、出血している場合は、第Ⅺ因子の補充と同時に絶対安静が必要です。出血時および手術時には輸血処置を施し、危険性が低い場合には代用血液を使用します。

 

【予防】遺伝性疾患のため予防法はない

血友病は遺伝性疾患であるため、予防する方法はありません。後世にこの病気をのこさないためにも血友病の遺伝子キャリアを持つ動物は繁殖をさせない必要があるため、新しくペットを迎えるときは間食計画を徹底しているブリーダーを選ぶようにしましょう。もしも飼っているペットについて血友病が気になるのであれば、血液検査を受けてみることをお勧めします。

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