血液が逆流することによって引き起こす弁膜症とは!?

弁膜症の中に心臓弁膜症というものがあります。発症すると、心臓の弁が上手く閉じなくなり、血液が逆流してしまう病気です。特に左心室と左心房を分ける僧房弁で起こりやすい病気です。逆流が起こることにより、血液が体全体に行き渡らなくなり、その結果、すぐに疲れる、息切れが多くなる等の症状が現れ、運動が困難な状態になります。

【症状】弁膜症の症状

弁膜症の症状には軽度のものから重度のものまであり、最も軽いものだと散歩など通常の生活をしていても気づかないことがあります。また、運動をすると疲労、息切れ、動悸(どうき)、狭心症(きょうしんしょう)が起こりやすくなり、散歩の途中で立ち止まったり、呼吸が早くなったりしますが、これらはまだ軽症です。重症になると安静時以外は動悸、息切れ、狭心症が起こり、外出することができなくなります。最も危険な状態になると安静にしていても、動悸、息切れがおこり手足にむくみを生じるため身体を動かすことが無くなり、一日中ぐったりしている状態になります。症状が末期になると心臓弁膜症だけではなく、肝臓、肺臓、肺にも酸素がいきわたらなくなり、臓器不全等が起こるようになってきます。

【原因】弁膜症の原因

心臓弁膜症は、僧帽弁閉鎖不全症ともよばれています。好発犬種はミニチュア・プードル、チワワなどの小型犬種が多く報告されています。また、10歳以上の犬に多いことも報告されています。心臓の中には血液を逆流させないための僧帽弁という器官があります。それがぴったりと閉じにくくなることが原因で発症します。

また、塩分の過剰摂取により身体に水が溜まりやすくなることで、血液中の水分量が増えます。その結果心臓に負担がかかり心臓弁膜症を発症することがあります。その他にも老化や遺伝性が原因で、僧帽弁がしまりにくくなり発症することもあります。

【治療】弁膜症の治療

薬品治療が基本となります。具体的にはACE阻害薬という薬を使い心臓への負担を軽減します。効果を持続するために長い間飲み続ける必要があります。手術という方法もありますが、非常に高度な技術が必要な為、手術できる動物病院数が限られています。

【予防】弁膜症の予防

軽症の場合、症状に気がつかないことが多いため、病院で定期的な検査をすることが必要です。基本的に年に一度、老犬の場合は確立が高くなるため、半年に一度検査を受けることをお勧めします。症状が進行する前に、早期段階で検査を受けましょう。

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