雌だけの病気!卵巣腫瘍ってどんな症状?

卵巣腫瘍とは、名前の通り、卵巣に腫瘍ができる状態です。もちろん、卵巣は雌にしかないため、雌だけの病気です。卵巣腫瘍の種類はたくさんあり、大きく分けると、『皮質性腫瘍』、『類組織性腫瘍』、『卵生腫瘍』の3種類に分類されます。この中でも、最も発症しやすいのは、『皮質性腫瘍』です。この腫瘍は、全体の卵巣腫瘍の50%を占めています。症状が無症状のことが多く、腫瘍が大きくなりやすいですが、転移する可能性が少ないのが特徴です。現在は原因がはっきり解明されていませんが、出産経験がない老犬に多いことから、卵巣ホルモンが起因している可能性は高いとされています。

【症状】卵巣腫瘍の症状

卵巣の腫瘍は、症状が無症状であることが一般的です。ホルモンに起因している可能性があるだけに、徐々に脱毛や不規則な性周期、持続性の発情、無発情の状態のような仕草が見られるなどの変化が感じ取れるようになってきます。皮質性腫瘍の一つである、顆粒膜細胞腫(かりゅうまくさいぼう)では、嘔吐や腹水が溜まって腹部の膨張などの特徴が見られるのが特徴的です。この病気に限らず、症状が進行してくると、顆粒膜細胞腫と同じような症状が見られます。子宮内膜炎や子宮蓄膿症を併発するのも多いです。

【原因】卵巣腫瘍の原因

原因は、はっきり解明されていませんが、出産経験がない老犬に多いことから、卵巣ホルモンが起因している可能性は高いとされています。また、可移植性性器肉腫の発症率には地域性があり、繁殖管理が行われていない、放し飼い犬の多い地域での発症が多くなります。

【治療】卵巣腫瘍の治療

始めに触診をして、しこりが確認できたらレントゲン検査、超音波検査を行います。治療は、ほととんど外科手術になります。外科手術では、卵巣と子宮の摘出を行います。しかし高齢で手術が難しい場合や転移がある場合は、抗がん剤治療や化学療法で治療します。一番多くみられる顆粒膜細胞腫の場合、転移は稀なので、転移の心配はほとんどありません。この病気に限らず、無事子宮と卵巣が摘出されると、その後の転移は見られず、治癒します。

【予防】卵巣腫瘍の予防

正確な予防方法はありませんが、卵巣ホルモンが起因として考えられています。そのため、よりホルモン分泌をするために、健康な生活をして、栄養バランスなどを考えた食事を取るようにしましょう。また、高齢になることによって落ちていく代謝ですが、代謝を落とさずキープすることが出来れば、卵巣ホルモンも分泌可能です。

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