虹彩が変形してしまうことがあるブドウ膜炎とは何だろう??

ブドウ膜炎とは、眼球のブドウ膜に炎症が生じた病気です。ブドウ糖は、虹彩、毛様体、脈絡膜などから構成されていて血管に富んだ膜の総称です。虹彩は眼球に入る光の量を調整する絞りで、毛様体はその絞りを調整する筋肉、そして脈絡膜は眼球や網膜に酸素や栄養を与える補給部隊として機能しています。

【症状】ブドウ膜炎の症状

ブドウ膜炎の症状は様々で、白目の部分が真っ赤に充血していたり、目ヤニや涙の量が多くなったり、目をよくこするようになる、さらに瞬きの回数が増えたりします。初期の段階では他の病気と見分けがつかず、発見が難しい病気です。進行すると角膜の裏側がにごったり、目を細めるような仕草をします。また、虹彩の色や形にも変化がみられ、瞳孔の収縮もあります。視覚に関係する網膜に炎症が広がると視力の低下や失明する可能性もあります。また、前房出血を発症することがあります。しかし、この病気は見た目はショッキングですが、前房出血自体が有害な影響を及ぼすことはほとんどありません。

【原因】ブドウ膜炎の原因

目に原因がある場合は、角膜炎や結膜炎の目の疾患の悪化が原因になることがあります。また、白内障や緑内障などの水晶体の疾患、角膜潰瘍、眼球に発生する腫瘍、外傷なども考えられます。細菌やウィルス感染、アレルギー、免疫介在性疾患、寄生虫性疾患など、目以外に原因がありブドウ膜炎になることもあります。原因となるウイルスでは『ジステンパー』、『ケンネルコフ』、『犬ヘルペス』、細菌では『レプトスピラ症』、『プルセラ症』、真菌では『クリプトコッカス』、『ブラストミセス』、原虫では『トキソプラズマ』、『リケッチア』、『リーシュマニア』、寄生虫では『ハエウジ症』や『回虫』の幼虫などです。このように、様々な要因が重なり、病気が併発して起きる可能性の高い病気です。

【治療】ブドウ膜炎の治療

ブドウ膜炎の治療法は、ステロイドの投与など内科的治療が一般的で、症状に応じて抗生物質の投与をします。原因がはっきりとわからない場合は、炎症を抑えるために点眼薬、結膜下注射などを行います。角膜炎や結膜炎が原因の場合は、まずこれらの疾患を優先的に治療します。

【予防】ブドウ膜炎の予防

ブドウ膜炎は、早期発見がとても大切な病気です。目の組織は隣接しているので、ブドウ膜炎を発症していなくても目の疾患がある場合には注意が必要です。治療が遅れると緑内障の発症やブドウ膜の瘢痕化で失明する可能性もあるので注意しましょう。また、原因の一つである感染症などは混合ワクチンで防ぐことが出来るものもあります。ですので年に一度、混合ワクチンの接種をしましょう。

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