発症すると暗闇を恐れる!網膜形成不全の原因と治療法を正しく知ろう。

網膜形成不全とは、眼球内にある網膜が網膜の周辺を囲っている壁からはがれてしまう状態を言います。 発症すると目が見えにくくなり、暗い場所での歩行等の動作が困難になります。その為、夕暮れや夜間の散歩を恐れるようになります。発症しても痛みを伴わない為、進行していることに気が付きにくい病気です。

【症状】網膜形成不全の主な症状

網膜形成不全の主な症状は目が見えにくくなるというものです。発症すると、光がない場所では全く目が見えなくなってしまいます。その為、夜間や電気がついていない暗い部屋などでは、物につまずいたり、穴に落ちたりすることがあり、夜間の外出を嫌がるようになります。

【原因】網膜形成不全の主な原因

網膜形成不全は遺伝性が原因の病気です。網膜内にある光受容体に異常が応じると網膜が徐々に委縮します。その結果、網膜形成不全が発症します。好発犬種は、『チワワ』『シーズー』『ヨークシャ・テリア』『ミニチュア・ダックスフンド』『フレンチ・ブルドッグ』『ミニチュア・シュナウザー』『プードル系』『レトリーバー系』『コリー系』等様々あります。

糖尿病、進行性網膜萎縮症、眼球の巨大化を伴う緑内障、高血圧、甲状腺機能低下症、赤血球増加症、ブドウ膜炎、白内障(過熱性)、水晶体脱臼、発症後に網膜形成不全を引き起こしたという報告もあります。

また何らかの原因で、頭部に強い衝撃が与えられた場合、 眼球に対する外傷が起こり網膜剥離を引き起こすことがあります。

【治療】網膜形成不全の治療法

上記の主な原因で説明したような糖尿病、進行性網膜萎縮症等が原因で網膜形成不全を発症している場合、それら基礎疾患への治療が優先に施されます。網膜形成不全は発症しても痛み症状がないため、気づかないうちに数ヶ月から数年間進行していることがあります。上記で説明したような症状が実際に現れたら、早い段階で動物病院で受診し、獣医師に相談しましょう。そして、愛犬が進行性網膜委縮と診断されたら、なるべく生活面に不安やストレスが現れないように日常生活が送れるよう、飼い主が気をつけてあげることが必要です。

【予防】網膜形成不全の予防法

進行性網膜萎縮の多くの原因が先天性疾患の為、予防することはは現在困難です。その為、次世代へ網膜形成不全を引き継がせないために、網膜形成不全が発症した愛犬の多くは避妊・去勢手術が勧められています。飼い主は繁殖計画をしっかり立てる必要があります。

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