元気がなくなってしまうかも!?ホルモン減少によって起こる内分泌症!!

内分泌疾患とは、特定のホルモンが過剰になる、または不足することによって起こる病気です。主に糖尿病、甲状腺低下機能症、副腎皮質機能亢進症等を指します。内分泌疾患は別名ホルモン疾患とも呼ばれています。内分泌疾患の症状、原因、治療、予防は以下になります。

【症状】 内分泌疾患の症状

以下の病気は内分泌系の病気の中でも代表的なもので、比較的かかりやすいものです。

糖尿病

主な症状は多飲多尿、食欲は旺盛なのに体がやせてくる等です。病気が進行してくると白内障など目にも症状が出てきます。

詳しくは「増えてきたペットの糖尿病・・・人間との違いは?どうすれば予防できる?」

甲状腺低下機能症

主な症状は、動作が鈍くなり体温が低下し寒さに弱くなります。また、全身が膨らんだように見え顔がむくみます。発症すると、胴体の左右対称性脱毛が見られ、脱毛したところに色が沈着します。心拍数と血圧の低下もあらわれます。

詳しくは「犬の甲状腺機能低下症について~症状を確認し早期治療を~」

副腎皮質機能亢進症

副腎皮質機能亢進症を発症すると、顔が丸くなり赤くなります。そして胴体が太り、首のつけねのあたりに脂肪がたまり、血圧が高くなります。症状が進行し、治療しないまま放っておくと、数年で死亡する恐れがあります。

詳しくは「クッシング症候群ってどんな病気?どんな症状が出るの?」

【原因】内分泌疾患のそれぞれの原因

糖尿病

糖尿病とはインスリンというホルモンの一種が正常に機能しない、あるいは不足している為に起こる病気です。早食いが習慣化していると、食事のたびに大量のインスリンが放出されるようになります。すると、細胞のインスリンに対する反応が鈍くなり、血糖を取り込む作用が徐々に鈍ります。結果、血中の濃度が高いまま保持され最終的に糖尿病になります。また年齢も関係し6歳以上は基礎代謝の低下によりそれまでの食事が過多状態になります。

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症は体内に入った異物を排除するための免疫系が、何らかの理由で自分の甲状腺を攻撃し炎症が起こり機能が低下してしまうことで発症します。また何らかの理由で甲状腺が萎縮してしまいホルモンの作用が低下することもあります。

副腎皮質機能亢進症

副腎皮質機能亢進症は8歳~12歳の老犬に頻繁に発生します。発症は全体の20%未満ですが、副腎そのものに腫瘍ができることでホルモンが過剰生成され、副腎皮質機能亢進症を伴うケースもあります。このうち9割が片側性になり、残りの1割が両側性になります。

【治療】内分泌疾患の治療

糖尿病

糖尿病の治療法は人工的に生成したインスリンを皮下注射するというものです。この治療は、基本的に毎日行います。しかし、インスリンの注射量は多すぎても、低血糖発作をおこしたり、少なすぎても、血糖値が十分に下がらない状態になってしまう為、獣医の指示に従い正しい量を注射しましょう。

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症を発症した場合の治療法は、人工の甲状腺ホルモン製剤を投与することです。ただし糖尿病と同じように、量を間違えると逆に甲状腺機能亢進症(代謝が上がりすぎて心拍数、脈拍、血圧、体温が過剰に上がってしまう)等の症状が現れます。

副腎皮質機能亢進症

副腎皮質機能亢進症を発症した場合、副腎皮質の働きを弱める薬剤が投与されます。具体的にはミトタンやプレドニゾン等です。一般的に一回投薬を始めると、一生涯投薬を続ける必要があります。

【予防】内分泌疾患の予防法

内分泌疾患は、食事の過剰摂取などによって引き起こる場合が多い為、普段からの食事制限が必要です。従来より食事を減らすことが予防につながります。

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