おもちゃの誤飲も原因に!日頃から予防しておきたい腸閉塞について

腸閉塞とは、腸管が塞がれて消化物がせき止められてしまう状態のことを言います。異物の誤飲や腫瘍など要因はいくつかありますがで、いづれも症状が重いとショック状態に陥り、命にかかわる場合もあります。できるだけ予防し、もしもなってしまったら早急に対処してあげたい腸閉塞。どんな症状が現れるのか知っておきましょう。

 

【症状】腸閉塞の症状とは

腸閉塞の症状は、塞がった場所や通過障害(腸管の内容物が通過しづらい状態)の程度によって異なります。

嘔吐、元気の低下、便秘や脱水などは典型的な症状ですが、症状が悪化すると激しい腹痛のために背中を丸めたり、触るだけでも痛がるようになります。呼吸が浅く早くなる、消化不良で口臭がきつくなるといった症状もみられ、さらに経過すると閉塞した腸の血行が阻害されることによって腸管が壊死し、命にまで危険が及びます。

 

【原因】異物の誤飲によるものが多い

腸閉塞の原因の多くは異物の誤飲です。おもちゃや果物などの種、プラスチックや木の破片、紙くずや糸くずが蓄積して詰まることもあります。また腸の腫瘍や、寄生虫が大量寄生して閉塞するケースもあります。ジステンバーウィルスによる感染症が原因の場合もありますし、腸の手術後の癒着が起因して起こる場合もあります。

 

【治療】原因に合わせて処置を行う

X線検査などで原因を特定し、脱水やショック状態に陥っているのであればまずはその様態を安定させるための治療を行います。なんらかの基礎疾患が原因の場合は、その疾患を根本的に治療する必要があります。状態を安定させてから、原因が誤飲であれば外科手術によって異物を取り除き、腸管の修復を行います。

 

【予防】誤飲の危険性を取り除く

日頃から犬の周りに誤飲するような物を置かないように注意し、飲み込ませないようにしつけておくことが大切です。誤飲は思わぬところで発生し、とくに子犬はなんでも口に入れてしまうので、犬の周辺はこまめに整理し、飲み込んでしまいそうなものは片づけておくなど誤飲する危険性を排除しましょう。腸閉塞は、異物が胃から腸へ移動する際に長時間かけて症状が現れることがありますので、小さい時から誤飲を注意することが重要です。

そのほかにも寄生虫の駆除や、感染症を防ぐワクチン接種を行うことも、腸閉塞の予防になります。

 

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