肝臓がんの症状とは?早めに気づくためにはどうすればいい?

症状がわかりにくく、気づいた時にはすでにかなり進行していたというケースも多い肝臓がん。別名「サイレントキラー」とも呼ばれている病気です。そのため、早期発見・早期治療がより大切であるともいえます。ここでは肝臓がんの症状や原因についてご紹介します。

 

【症状】判断が難しい諸症状

肝臓がんの初期段階ではあまり目立った症状はなく、進行するにつれて以下のような症状が現れてきます。

・嘔吐

・食欲不振

・体重減少

・元気がない

・貧血

・血便

・黄疸

・歯茎が淡い色に変色

・のどの渇きや排尿

・腹水がたまってお腹が膨らむ

しかし、これらの症状は他の肝疾患や別の病気の疾患にも似ているので、診断がとても難しいといえます。

 

【原因】

肝臓がんは、発症の原因によって2種類に分けられます。

(1)原発性肝臓がん

肝臓自体に腫瘍ができることを指し、肝細胞がんと呼ばれています。稀なケースを除いて他の部位にはほとんど転移せず、肝臓の組織に浸潤していきます。10歳以上の老犬に多く見られ、メスよりもオスが発症しやすいといわれています。

(2)転移性肝臓がん

ほかの臓器で発生した悪性腫瘍が肝臓へ転移してきたがんです。一般的に複数の結節をもっており、頻繁に発症します。なぜなら、肝臓は体の中で最も大きな臓器であり、多数の身体機能やプロセスに関与しているからです。また、有害な物質を解毒する役割を担うために必然的に負担が大きくなることも、病気になる一因です。

肝臓自体にがんが発生する場合の主な原因としては、発がん性化学物質(家庭用洗剤や農薬など)に晒される環境や、着色料や香料を含んだ低品質のフードなどがあげられています。

 

【治療】症状によって切除手術も可能

肝臓がんが疑われた場合、血液検査、X線検査、超音波検査、尿検査、肝生検、CT検査を経て診断が下されることになります。転移していない原発性肝臓がんの場合は、腫瘍を切除する外科手術が可能で、切除後は予後も比較的良好です。しかし、肝腫瘍がほかの部位へ転移してしまった場合や、ほかの部位から転移してきた転移性肝臓がんの場合は切除手術が困難で、予後もあまり良くありません。

 

【予防】早めに気づいてあげるために

肝臓がんの特徴は目立った症状がなく、また症状が出てもほかの病気と似ているため判断がつきにくいことであるといえます。気付かないうちに症状が悪化していた、ということを防ぐために、定期的に検診を受けて早期発見につとめましょう。肝臓がんにははっきりした予防法がありませんが、普段から質の良いフードを選ぶなどして愛犬の体に毒素を入れないように気を配ることも大切です。

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