症状をよく知って早めに治療してあげたい!慢性胃炎ってどんな病気?

慢性胃炎とは、胃の粘膜に慢性的に炎症が起きている状態です。急性胃炎に比べてはっきりした症状があまり出ないため見逃されがちですが、急性胃炎が1週間以上継続して慢性化することもあります。継続的に胃に負担がかかっている状態なので、早めに気づいて治療してあげることが大切です。

 

【症状】目立った症状はあらわれない

慢性胃炎は体が異常に慣れてきていることもあり、急性胃炎のようにあまり強い症状が出ないのが特徴です。元気がない、食欲がない、ときどき吐く、体重が減る、おなかを触ると嫌がる、などの症状がみられます。胃の違和感を取り除こうとして水をたくさん飲んだり、ゲップを繰り返すような場合は慢性胃炎の可能性があるので注意します。また、貧血や口臭、痛みのためにうずくまるなどは高齢犬によくみられる症状です。

 

【原因】慢性胃炎を引き起こす原因とは

慢性的に胃に負担がかかり、胃の粘膜に異常が生じているのが慢性胃炎です。急性胃炎から慢性胃炎へと移行することもありますし、尿毒症や胃潰瘍、腫瘍など他の疾患の影響で起こる場合もあります。ほかにもいくつか原因となりうるものがあり、消化不良や胃の運動低下、食べ物などによるアレルギー、薬剤・農薬などの化学物質、ストレスなどが要因としてあげられます。

 

【治療】原因と症状に合わせた治療を行う

慢性胃炎になってしまったら、その原因と症状に合わせて適切な治療を行っていきます。抗炎症剤や整腸剤、吐き気を抑える薬などを投与して対症療法を行う内科的治療や、胃になるべく負担をかけない高繊維・低脂肪の食事に切り替える食事療法などがあります。別の疾患が原因として特定された場合は、その治療を行います。またペットがストレスを感じているようであれば、生活環境を見直して安静に過ごせるよう、飼育環境を整える必要があります。

慢性胃炎ははっきりした原因を突き止めることが難しい場合が多く、要因を取り除きにくいため、根気よく治療を続けていかなければならないケースも少なくありません。

 

【予防】食物繊維の豊富なフードを選ぶ

慢性胃炎は目立った症状が少なく、急性胃炎から移行した場合は症状が落ち着いたようにも見えてしまうため対処が遅れがちです。しかし継続的に胃に負担がかかっている状態ですので、早い段階で気づいてあげて治療を始めることが大切です。食事面では、食物繊維が豊富で栄養バランスのよいフードを与えるようにすると、慢性胃炎の発症リスクを抑えることが期待できます。

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