なぜおなかの中にガスが溜まるの?鼓腸症の原因と改善法について

鼓腸症とは、胃や小腸・大腸に、空気やガスが溜まって膨れてしまう状態です。おならやげっぷが頻繁に出るようになり、万が一腸捻転や胃捻転を併発している場合は早急に治療を受ける必要があります。食事内容や与え方を改善することで、鼓腸症を治療および予防することができます。

 

【症状】おならやげっぷ、おなかが膨れるなど

鼓腸症の症状は頻繁なおならやげっぷのほかに、おなかが鳴る、おなかが膨れる、下痢や嘔吐などです。おならにはにおいの強いものとそうでないものがありますが、腸内環境が悪く、腸内でガスが発生している場合には悪臭をともなうおならが出るようになります。

 

【原因】腸内にガスが大量発生する

ペットの腸内には腸内細菌という多種多様な細菌が存在しています。これらの細菌は食物繊維を栄養源として生息していますが、食物繊維や腸内細菌が多すぎると、細菌から生成されるガスが過剰に腸内に溜まり、鼓腸症を引き起こします。

また、空気を大量に飲み込むことで胃や腸にガスが溜まってしまうことがあります。とくにペットに早食いや大食いをする習慣がある場合は、食べ物とともに空気を飲み込んでしまう傾向があり鼓腸症の要因となります。

 

【治療】食事内容や与え方を改善する

食事の内容や与え方を変えることで治療を行います。食物繊維を含む食品や乳製品などが腸内のガス発生の原因となるので、これらの摂取を控え、低繊維・低脂肪のフードや消化のよい食事を与えるようにします。また、早食いや大食いが原因の場合は、早食い防止用の食器を使用したり、数回に分けて食事を与えるようにしましょう。

万が一、腸捻転や胃捻転を併発している場合には、ねじれた胃や腸を元に戻すための外科手術を行うこともあります。再発を防ぐために、胃や腸を固定する処置が取られます。

 

【予防】鼓腸症の予防で気をつけたいこと

消化の悪い食べ物を与えることや、過剰摂取を避けるようにしましょう。食物繊維は適度に摂取すれば腸内環境をよくしてくれますが、摂取しすぎると腸内細菌を異常繁殖させる原因となります。

また、犬や猫は体質的に乳糖を分解する酵素が少なく、牛乳など乳製品を与えすぎると消化不良を引き起こしガスが発生する要因となるので注意が必要です。

早食いを防止することも鼓腸症の予防になります。ペットに早食いの習慣がある場合は、食事を少量に分けて与えたり、早食い防止用の食器で食事をさせるなど工夫してみてください。

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