ラガマフィンの歴史・特徴・性格、かかりやすい病気はどんなの?

ラガマフィンの特徴や性格、かかりやすい病気についてご説明します^^

歴史

ラガマフィンとは、ラグドールの血統から作られた新しい品種になります。
ラグドールを開発したアメリカ人のブリーダー、アン・ベーカーは自分が作った組織に登録したブリーダーにしか「ラグドール」という名前の使用許可を与えないという、フランチャイズのような規制を設けていました。
しかし、それに反発した一部のブリーダーが集まり独自の組織を作り、ラグドールにペルシャやヒマラヤンなどの長毛種を交配させ、ラグドールの特徴を受け継ぎながら多くの毛色パターンを持つ猫として誕生したのが“ラガマフィン”だそうです。

 

2003年にCFAに公認されました。
ラガマフィンという言葉は英語で『イタズラ小僧』という意味があり、ブリーダーメンバーが冗談で名付けたとされています。
後から名前の変更を申請するも却下されたため、ラガマフィンのままになっているといわれています。

特徴

ラガマフィンは、ラグドールと同じようにミディアムロングの被毛です。
また、顔・手足などに特徴的な斑が入り、頭が大きく、青い目はやや吊り上がり、頬は丸まっています。

 

ラグドールの毛色は限定されますが、ラガマフィンは遺伝的に発生可能な毛色は全て認められています。
ただし、公認登録団体によっていくらか幅があり、不完全なポイントや遺伝疾患につながりやすい白い毛色の分量によって認められない場合があるそうです。

 

大きな体に筋肉質のしっかりした体を持つロング&サブスタンシャルタイプです
標準的な体重はオス6.5kg~9kg程度、メス4.5~7kg程度です。

 

性格

ラガマフィンの性格は、優しく賢くもあり温厚です。
また甘えん坊なので人の傍にいることや、抱っこされることが好きな子が多いです。

 

一番に愛されたいという猫らしさはありますが、他のペットや子供とも仲良く付き合うことが出来ます。
愛情を巡って対立するよりも、地位が上のペットや子どもと自ら仲良くしていくタイプです。

 

飼い方

ラガマフィンは遊び好きではありますが、ハンティングのようなダイナミックな遊びよりも、人間と小さなおもちゃで遊ぶのを好みます。
高い所に上るのが好きということではないので、キャットタワーは低いものでも大丈夫です。

 

体が大きく成猫として完成するまで3~4年はかかりますが、この時期を過ぎれば非常に落ち着いた猫になります。
賢く、しつけも難しくないでしょう。
リードをつけて散歩を出来る子も多いとか♪

 

被毛はセミロングですので、少なくとも週に2~3回以上のブラッシングまたはコーミングで整えてあげましょう。

 

かかりやすい病気

ラガマフィンはラグドール同様、祖先猫の中にペルシャがいるため、かかりやすい病気や遺伝疾患もペルシャのものを引き継いでいます。

のう胞腎(PKD)

多発性嚢胞腎は人間でも発症例が見られ、難病指定されている病気で猫の場合、1000匹中1匹の割合で発症するといわれています。
発症してしまえば徐々に腎機能が低下、最終的には腎不全に似た症状を引き起こします。

 

腎臓の組織が徐々に破壊され、機能が低下していく病気として慢性腎臓病がありますが、多発性嚢胞腎もそれとよく似た症状が見られます。
“食欲不振”・“多飲多尿”・“体重減少”などが主な症状で嘔吐することもあります。
進行が緩やかなため、気がつかないことも多いといわれます。
多飲多尿などの症状が見られたら、多発性嚢胞腎以外にも腎臓に何らかの異常が起きているかもしれないので直ぐに獣医師の診断を受けて下さい。

原因のほとんどが遺伝性のもので、親猫のどちらかが多発性嚢胞腎である場合は、50~100%の確率で子猫もこの病気を発症してしまうと言われています。

 

多発性嚢胞腎と診断されたら、健康な腎臓機能をできる限り維持し、症状を和らげるための対処治療が行われることになります。
ただし、早い段階で発見することができれば、経過観察を行いながら、より効果的な対処療法を行うことができます。

 

肥大型心筋症

肥大型心筋症とは心臓の筋肉が内側に向かって厚くなり、心室が狭くなり体に十分な血液を送ることが出来なくなってしまう病気です。
体に十分な血液を送ることが出来なくなるので、体はバランスをとるために心拍数を上げたり、血圧を上げたりします。
肥大型心筋症は猫の心筋症のうち、約2/3を占めると言われています。

発症年齢は年齢は6カ月から16歳とされていて、どの猫ちゃんにも起こる可能性があります。

 

症状は初期の段階では、目に見える症状はほぼありません。
逆に言うと、飼い主さんからみて症状が目に見える状態になっていると、病気はかなり進行していると言えます。
少しの運動で呼吸が荒くなってあまり動かない、呼吸困難、歩き方がおかしくなり、立てなくなる(この時、すごく痛がる)、があります。
また、体が血圧を上げようとした結果、肺の動脈で血液が渋滞し、肺水腫になったり、胸水が溜まることもあります。

 

心臓の病気というものは、基本的には完治しない病気です。
そのため病気が進行しないよう、心臓が長持ちするように、血栓ができないように、お薬を使っていい状態を維持していくようになります。

定期的な検査を行って、心臓の状態をチェックしていきましょう。

 

尿路結石症

腎臓、尿管、膀胱、尿道のどこかに結石ができる病気です。
結石が膀胱の粘膜を傷つけて膀胱炎となることもあります。

症状は“トイレに行く回数が増えた”・“頻繁にトイレへ行くのに少ししか出ない”・“おしっこの時に痛そうに鳴く”・“おしっこに血が混じる”などです。
これらの症状は膀胱炎にも似ているため注意が必要です。
中にはトイレの壁等についたおしっこが蒸発し、残った結晶がきらきらと反射して見えることもあります。
結石の大きさは砂粒ほどの小さなものから数センチのものまでさまざまです。

 

猫の尿路結石症には、尿がアルカリ性に傾くことでできる“ストラバイト結石”と、酸性に傾くとできる“シュウ酸カルシウム結石”があります。
これらは食事の偏りが原因で起きるといわれています。
猫がもともとあまり水を飲まずに濃度の濃いおしっこをすることも原因のひとつに挙げられます。

猫でよくみられるのは“ストラバイト”と“シュウ酸カルシウム”の結石です。
これらは尿検査やレントゲン検査、超音波検査で診断出来ることもあります。
ストラバイトは療法食で溶かす事が可能ですが、結石の大きさや個数によっては外科的手術が選択されることもあります。
シュウ酸カルシウムは療法食で溶かす事ができないため、外科的手術が第一選択となります。

 

膀胱炎

膀胱に炎症が起こる病気で、細菌の感染や尿結石などにより膀胱が傷ついたことが原因で起こります。
頻繁にトイレに行くのに、なかなかおしっこが出ない、一回のおしっこの量が少ない、いきんだり辛そうにしている、尿の臭いがいつもと違ってきたなどの症状が見られたら膀胱炎を疑いましょう。

 

猫の膀胱炎の多くが、はっきりとした原因が特定できない特発性膀胱炎で、特に若齢の猫の発症率が高いとされており、原因の1つとしてストレスが考えられています。
猫にとってのストレスとは、入院、ペットホテル、引っ越しなど、環境の変化によるものや、騒音がほとんどとされています。
また、猫はきれい好きな動物であるため、トイレ環境の変化にも敏感です。

膀胱炎は1~10歳の猫に多いと言われており、原因として半分以上が特発性膀胱炎だと言われています。
膀胱炎は直接的には命に関わる病気ではありませんが、排尿痛があるため早めに適切な治療を行う必要があります。

 

膀胱炎を再発させないため、さらに予防するために何より大切なのが、猫のストレスを軽減させることです。
予防のため猫に水を多く飲ませる工夫も必要です。
猫は新鮮な水を好みますので、水はこまめに取り替えてあげましょう。

 

毛球症(ヘアボール)

猫の毛球症とは、毛づくろいの際に飲み込んだ自分の体毛が消化器官内にとどまり、吐くことも排便することもできなくなった状態を言います。

症状は“食欲不振”・“吐くそぶり”・“便秘”・“お腹を触られることを嫌がる”などです。
猫が吐き出すものが「ヘアボール」と呼びます。

原因はブラッシング不足や、ストレス、吐き出し不足です。

 

軽度の場合は猫草を食べさせるという方法があります。
猫草とは猫が食べても安全な数少ない植物の一種で、被毛を絡め取って吐き出させやすくしたり、うんちとして肛門から出やすくする効果があると考えられています。
他には外科手術などもあります。

予防法としては、日頃からブラッシングを行うようにしましょう。
無駄毛を人為的に取り除いてあげるだけで、猫がグルーミングする時に飲み込む量が少なくなり予防につながります。

 

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