メインクーンの歴史・特徴・性格、かかりやすい病気はどんなの?

メインクーンの特徴や性格、かかりやすい病気についてご説明します^^

歴史

メインクーンは北アメリカで誕生し、メイン州の州猫として認められている猫種であります。
人の手が加えられていない自然発生の猫種なので、起源が詳しく解明されておらず、色々な説があります。

 

北アメリカは寒さや暑さも厳しく、そんな地域で生き抜いた猫種だからこそ、たくましい体つきと高い身体能力を持ち合わせています。
メインクーンは1961年、アメリカのキャットショーに初出場を果たしますが、世界的な猫血統書団体であるCFAに認められるまでに時間がかかりました。

原因は、アメリカの土着ネコの中には長毛種もいたため、珍しさがなかったからとも言われています。
また1990年代に入ると同じ長毛種のペルシャに人気が集まってしまったということもありました。

 

メインクーンの人気を取り戻したいと思ったブリーダーたちは「MCBFA」という団体を設立し、1980年にはCFAだけでなく、TICAにも認められる猫種になったようです。

メインクーンはもともと、ネズミなどの害獣を駆除する役目をはたしていました。
メインクーンの起源があると考えられているニューイングランド地方は気候条件が厳しいため、健康で環境に対する適応能力がある個体だけ生き残っていったとされています。

特徴

メインクーンの毛色はとてもバリュエーションが豊富なのも特徴です。
ホワイトやブラック、ブラウンといったシンプルなカラーや、タビー&ホワイトやキャリコ&バイカラーといった個性的な毛色もあります。
表れる毛色の数はおよそ30種類以上とも言われています。

 

がっちりとした骨格に広い胸幅に立派な飾り毛を持ち、胴長で、まるでヤマネコのように体の大きい猫です。
オスは6kg~9kg、メスは3kg~6kg程度が一般的と言われています。

大きなオス猫では体重が10キロを超えることもあります。

 

全身は冬の寒さに耐えられるダブルコートの厚い被毛に包まれ、しっぽも長くフワフワとしており、雪の中でも滑らないように肉球のあいだにも毛が生えやすくなっているようです。

性格

メインクーンの性格は、犬のような猫といわれるほど飼い主へ忠実でもあります。
甘えん坊で、とても穏やかな性格をしています。

 

人間好きでもあるので甘えてくることも多いみたいですね。
中でも、オス猫の方が甘えん坊で、飼い主へもしっかりと愛情表現をしてくれるようです。

身体の大きさに似合わず高く可愛らしい声で鳴き、いつまでも子猫のようなしぐさを見せてくれる可愛い一面も♪

飼い方

猫種の中でもとりわけ大きな体を持つメインクーンは、成猫の身体に達するまで4年はかかると言われています。
しっかりとした体を作るためにも、よく運動しバランスのとれた栄養を与えるようにしましょう。

 

メインクーンは寒冷地域で長い間生活をしてきた猫ですので、防水・防寒のために被毛には皮脂が十分にまわっています。
毛のもつれは少ないものの皮脂で汚れやすいので、出来れば毎日、少なくても週3回程はブラッシングやコーミングなどの手入れを行いましょう。

 

活発で運動量も多く高いところに上るのも好きですが体が大きいのでキャットタワーの足場は安定したものを選びましょう。
できれば固定するようにした方がよさそうです。

事故防止の為に、足場になるチェストなどはよく整理しましょう。

 

かかりやすい病気

メインクーンは北アメリカの厳しい気候で生活できる個体だけが生き残ってきた、丈夫な猫です。

純血猫に多い肥大型心筋症は、メインクーンでも発症しやすく、遺伝性疾患であるとされています。

のう胞腎(PKD)

多発性嚢胞腎は人間でも発症例が見られ、難病指定されている病気で猫の場合、1000匹中1匹の割合で発症するといわれています。
発症してしまえば徐々に腎機能が低下、最終的には腎不全に似た症状を引き起こします。

 

腎臓の組織が徐々に破壊され、機能が低下していく病気として慢性腎臓病がありますが、多発性嚢胞腎もそれとよく似た症状が見られます。
“食欲不振”・“多飲多尿”・“体重減少”などが主な症状で嘔吐することもあります。
進行が緩やかなため、気がつかないことも多いといわれます。
多飲多尿などの症状が見られたら、多発性嚢胞腎以外にも腎臓に何らかの異常が起きているかもしれないので直ぐに獣医師の診断を受けて下さい。

 

原因のほとんどが遺伝性のもので、親猫のどちらかが多発性嚢胞腎である場合は、50~100%の確率で子猫もこの病気を発症してしまうと言われています。

多発性嚢胞腎と診断されたら、健康な腎臓機能をできる限り維持し、症状を和らげるための対処治療が行われることになります。
ただし、早い段階で発見することができれば、経過観察を行いながら、より効果的な対処療法を行うことができます。

 

慢性腎不全

糖尿病や水腎症などが原因で起こる、腎臓が正しく機能しなくなる病気です。
尿の量が異常に多かったり、または全く出ないなど尿に異常が出ることが多いと言われています。
慢性腎不全は、急性腎不全と違い徐々に進行していく病気で、一度発症すれば治ることはありません。
慢性腎不全の治療は、その進行をできるだけ抑え、症状を緩和することが目的となり、おもに内科的治療と食事療法が行われます。

 

食事管理などで進行を遅らせることになりますので、気づいた時には早めに動物病院を受診しましょう。

 

ピルビン酸キナーゼ欠損症

遺伝病でエネルギーを作り出すのに必要なピルビン酸キナーゼ(PK)と呼ばれる酵素が血液の赤血球に存在していないため、赤血球の寿命が短くなって貧血に陥ってしまう病気。
症状は貧血、運動不耐性などで、発症年齢も6ヶ月から5歳ごろと幅が広いのも特徴です。
また、環境やストレスが発症にかかわるとも言われています。

 

ピルビン酸キナーゼ欠損症は予防することはできません。
症状は軽度のものから重度のものまでありますが、環境の変化やストレスが大きく影響を与えるので、予防できる病気は予防し、健康管理はしっかり行うことが重要になります。

治療は基本的には内科療法で、重症化した場合は入院が必要になることもあります。

 

心筋症

心臓の筋肉である心筋に異常が起こる病気です。
食欲不振のや咳のほか、息が荒くなりグッタリとして元気がない症状が特徴です。
原因は心筋症の種類によって様々ですが原因が分かっていないものから、遺伝子の変異と言われているものもあります。
治療法はなく、血栓を予防する為の投薬などが一生続きます。

 

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