ブリティッシュロングヘアの歴史・特徴・性格、かかりやすい病気はどんなの?

ブリティッシュロングヘアの特徴や性格、かかりやすい病気についてご説明します^^

歴史

ブリティッシュロングヘアは誕生してから歴史も浅い新しい品種です。
ブリティッシュショートヘアとの交配で誕生したと言われています。
ブリティッシュショートヘアの過去2度の絶滅回避のために誕生したのがブリティッシュロングヘアだそうです♪

ブリティッシュショートヘアは1914年から1918年に行われた第一次世界大戦の影響により、手放す人が多く一度目の絶滅危機を迎えています。
絶滅回避のため、この時はペルシャとの交配が行われ長毛の猫、短毛の猫、両方が生まれました。

 

短毛種はブリティッシュショートヘアとして扱われたのですが、長毛種はペルシャとして扱われブリーディングに利用されました。
時が経ち二度目の絶滅危機も第二次世界大戦の頃、絶滅寸前までブリティッシュショートヘアは減ってしまったそうです。

 

結果的にブリティッシュショートヘアの絶滅は回避できましたが、交配が続けられる中で誕生してくる長毛の猫に注目が集まる事はあまりなく、引き続きペルシャとして扱われたそうです。
その後、ペルシャやアンゴラに近い特徴をもった長毛猫に愛好家から人気が集まり、独立した品種として登録する動きが高り2009年にその後、ペルシャやアンゴラに近い特徴をもった長毛猫をブリティッシュロングヘアという猫種として登録する事になりました。

 

 

特徴

ブリティッシュロングヘアは顔や目はまん丸で、鼻や首、足は短いです。
体は筋肉質で、たくましい体つきをしています。
全体のバランスから比較すると足が短く、首も太くて短く可愛いぬいぐるみのようです。

 

体重は3.5kg~7kgが平均的で他の品種と比べると少し大きめです。

毛色はブラック・レッド・ホワイト・フォーン・ブルー・シナモン・チョコレート・ライラックなど毛色が豊富で有名なペルシャよりも多くカラーバリエーションが豊富です。
三毛やポイント的に柄が出る子などもいて多種多様となっています。

性格

ブリティッシュロングヘアは基本的に愛情深くとても優しい性格をしています。
オスは楽天的、メスは少々真面目だと言われています。

 

とても活発な猫とは言えませんが、遊ぶのは好きなのでおもちゃなどで一緒に遊んで、コミュニケーションを高めるようにしましょう!
抱っこされるのはあまり好きではないので、床に下ろしたまま可愛がるようにした方がいいでしょう。

 

留守番は割と得意ですので、1匹でも飼い主さんの帰りをじっと待つことができます。
もちろん個体差がありますので様子を見ながら留守番させるようにして下さい。

 

飼い方

成猫では落ち着いた性格をしていますが、子猫の時は元気で活発です。
運動神経が優れているわけではないので、遊ぶスペースからは危険なものを排除してキャットタワーも複雑ではないものを選ぶようにしましょう。

 

自立心があり、過剰に構われることを嫌がる、頑固でしつけを覚えてくれない面もあるのでトイレなどは子猫のうちから教えておきましょう。
ルシャの影響で人懐こい面もありますので上手にコミュニケーションをとりましょう。

 

長毛なので、抜け毛ケアの為に1日1回程度コーミングやブラッシングを行いましょう。
ヘアボールコントロールの出来る猫草を用意するのもいいですね。

夏場は空調の整った涼しい部屋で飼育するのが好ましいでしょう。

 

かかりやすい病気

ブリティッシュ・ロングヘアは下部尿路疾患や腎臓疾患にかかりやすい傾向があるとされています。

 

下部尿路疾患

尿路の下部にあたる膀胱と尿道に関係する疾患です。
膀胱炎や尿道炎、膀胱や尿道の尿石症などが含まれます。

頻繁にトイレに行くのに尿が出ない、排尿時の痛みで鳴く、トイレ以外の場所で排尿する(不適切な排尿)、血尿など、膀胱炎の症状が現れます。
猫下部尿路疾患は、膀胱や尿道における尿結石や尿道栓子、細菌感染といったことが原因で起こります。
しかし、症状を引き起こす原因がまったく不明のものもあり、これは特発性FLUTDと呼ばれ、FLUTD全体の約50%を占めています。
原因は不明ですが膀胱上皮のバリア機能の異常や、肉体的・精神的なストレス、自己免疫性疾患などが関与していると推測されています。

 

治療は、尿道が尿道結石や尿道栓子で閉塞している場合には緊急処置が必要となります。
細菌感染によるものでは、抗生剤による治療が行われます。

猫下部尿路疾患の予防は、膀胱や尿道の疾患を防止するために、トイレを清潔にしたり、いつでも水を飲める環境を整える、キャットツリーなどを導入したり、遊ぶ時間を増やしたりといった対策が効果的です。

肥大型心筋症

肥大型心筋症とは心臓の筋肉が内側に向かって厚くなり、心室が狭くなり体に十分な血液を送ることが出来なくなってしまう病気です。
体に十分な血液を送ることが出来なくなるので、体はバランスをとるために心拍数を上げたり、血圧を上げたりします。
肥大型心筋症は猫の心筋症のうち、約2/3を占めると言われています。

発症年齢は年齢は6カ月から16歳とされていて、どの猫ちゃんにも起こる可能性があります。

症状は初期の段階では、目に見える症状はほぼありません。
逆に言うと、飼い主さんからみて症状が目に見える状態になっていると、病気はかなり進行していると言えます。
少しの運動で呼吸が荒くなってあまり動かない、呼吸困難、歩き方がおかしくなり、立てなくなる(この時、すごく痛がる)、があります。
また、体が血圧を上げようとした結果、肺の動脈で血液が渋滞し、肺水腫になったり、胸水が溜まることもあります。

心臓の病気というものは、基本的には完治しない病気です。
そのため病気が進行しないよう、心臓が長持ちするように、血栓ができないように、お薬を使っていい状態を維持していくようになります。

定期的な検査を行って、心臓の状態をチェックしていきましょう。

 

心臓病

心臓病と言っても多くの病気がありますが、猫で特にかかりやすい心臓病には「肥大型心筋症」「拘束型心筋症」「拡張型心筋症」があります。
かかりやすい猫の特徴としては“オス猫”・“メインクーンは遺伝子異変でかかりやすい”・“ラグドールは遺伝子変異でかかりやすい”です。
心筋症は心臓の機能に障害を伴う病気で、全年齢に発症し、オス猫がかかりやすいと言われています。

 

心臓病の症状としては“症状が出ない”・“食欲不振”・“元気がなくなる”・“嘔吐”・“呼吸が荒くなる”・“口を開けて呼吸する”・“乾いた咳”・“腹水”・“突然叫び後足の麻痺”・“失神”・“突然死”などです。
上記の症状がみられたら心臓病の可能性がありますので緊急で受診しましょう。

残念ながら明確な予防法はありませんが、なるべく猫にかかるストレスを排除するようにして、心臓に負担をかけないように過ごさせましょう。

キーワード・タグ:

関連記事

記事検索

カテゴリー

タグ

閉じる