バーマンの歴史・特徴・性格、かかりやすい病気はどんなの?

バーマンの特徴や性格、かかりやすい病気についてご説明します^^

歴史

神秘的な風貌をもち、古代ビルマ(現在のミャンマー)から伝わる歴史ある猫種です。
バーマンの起源には諸説あり、釈迦が生まれる前に誕生したともいわれています。

 

ヨーロッパへ広がったのは今から100年ほど前のことで、1919年にフランス人がミャンマーからバーマンのオスとメスを連れて帰ったのが初めて西欧に渡ったバーマンであったとされています。
オスの1頭は移送の旅行中に亡くなってしまいましたが、メスのバーマンはすでに妊娠していました。
このメスと子猫たちが、最初のバーマンの繁殖の基礎となったとされています。

 

第二次世界大戦でバーマンの数は激減しますが再度繁殖され1965年にイギリス、1959年にアメリカに伝わり、アメリカでは1967年に公認されることになりました。

 

特徴

バーマンは中〜大型の猫種で体重は成猫になるとオスは3〜6kg、メスは3〜5kgほどになります。
筋肉質でロング&サブスタンシャルタイプと呼ばれています。

 

被毛はミディアムロングのシングルコートで、ウサギの毛のようにサラサラしているそうです。
頭は丸くて幅広で、鼻は高く、目はサファイアブルーで美しい色をしています。
四肢のつま先部分は白く手袋をしているようにみえるので前脚は「グローブ」、後脚は「レース」と呼ばれています。

 

産まれた時は全身が白く、成長に連れて被毛の色やグローブの状況がはっきりしてきます。

バーマンの毛色はソリッドでは代表的なシールブラウン、ブルーソリッドや、シルバー、ライラック、チョコレート、クリーム、トーティなどがあります♪

 

性格

バーマンは物静かで穏やかな性格をしています。
飼い主さんとその家族へも愛情深く接することができ、賢いのでしつけもしやすい猫種です。

 

コミュニケーションは好み、餌をお皿に移す音がするだけで鳴いて反応することもあるようです。
根気よく話しかけることで、信頼関係も深く築くことができます。

 

気に入った相手には家の中で付きまとうほどの愛情を示します。
人間の子供との付き合い方も大変上手ですし、他の犬や猫とも上手に接することができます。

 

飼い方

明るく活発ではありますが、運動量が多いのは子猫から若猫時代の時期だけになります。
成猫になると運動量も落ち着いてきます。

 

遊び好きではありますが、人間とのコミュニケーションを喜ぶようなので、おもちゃなどを使って遊んであげると喜ぶでしょう。
バーマンはやや太りやすい傾向があり、中高齢になると運動不足で肥満が原因の疾患にかかる可能性もあります。
食事管理や運動には気をつけましょう。

 

バーマンは顔、耳、脚と尾の部分にポイントカラーがあり、絹のような感触のミディアム・ロングコートを持っています。
週に1~2度くらいはコーミングやブラッシングを行ってあげましょう。

 

かかりやすい病気

命にかかわるほどの重大な疾患は少ないものの、バーマンには先天的にかかりやすい病気がいくつかあります。

先天性貧毛症など成長しても毛量が増えない症状や、肘や膝の脱臼。

股関節形成不全症

犬によく見られる症状ですが、猫にも起こることがあります。
太ももの骨と骨盤とを結合する股関節の形が先天的に異常な状態をいい、股異形成とも言われています。
子猫の頃は症状が見られず半年頃から以上が見られるようになります。

 

症状としては、歩行時に腰が左右にゆれたり、運動を嫌ったり、スキップのようなしぐさをする、後足をうまく折りたためないようになります。
原因は遺伝だったり、成長して股関節に力が加わると骨盤の形成に影響があるとのこと。

早期発見するためにも常に愛猫の様子を見て少しでも様子がおかしい時は医師の診断を受けましょう。

 

白内障

白内障は眼球内にある水晶体と呼ばれる器官が、何らかの原因で白く濁ってしまう病気です。
水晶体は正常な状態では透明で、カメラのレンズと同じ役目をしていますが、白内障にかかり白濁してしまうと視力が落ちたり視界が白く濁ってしまいます。

 

症状は白内障が進行するにつれ、瞳孔の奥が白く変色していき、視覚障害が現れます。
片目だけに発症した場合には、視覚はもう片方の目で補えるため日常生活で不自由しないため発見がおくれます。
両目の場合は視界がボヤけ、柱や壁、物にたびたびぶつかる、段差につまずくなどの行動異常が起こります。

 

ただし、猫は非常に聴力が良い動物なのでほとんど視力が無くなっても、自宅であればものにぶつからずに歩くことができます。
それゆえに、発見が遅れてしまうこともあります。

原因は人や犬に比べると、猫の白内障は発症することはごくまれです。
遺伝性のものはほとんどなく、大部分が何らかの外傷や眼内の炎症などにより後天的に発症します。

初期段階では、進行を遅らせたり症状を軽減するための点眼薬や内服薬を処方する内科的治療が中心となります。
外科的治療法では、白濁した水晶体を取り除く手術を行います。
一般的には、角膜を切開し水晶体を摘出する外科手術か、超音波で水晶体の内容物を細かく砕いて吸引する「水晶体乳化吸引術」が行われます。
白内障の治療には現在下記のような目薬タイプのお薬が使われています。
もちろん病院で診てもらうことが治療法となりますが、薬に関しては通販などでも購入することができます。
通販サイトならば処方箋なしで購入が出来るため、病院が開いてる時間帯が合わないといった問題もありません。

白内障のお薬⇒

 

肥大型心筋症

肥大型心筋症とは心臓の筋肉が内側に向かって厚くなり、心室が狭くなり体に十分な血液を送ることが出来なくなってしまう病気です。
体に十分な血液を送ることが出来なくなるので、体はバランスをとるために心拍数を上げたり、血圧を上げたりします。
肥大型心筋症は猫の心筋症のうち、約2/3を占めると言われています。

発症年齢は年齢は6カ月から16歳とされていて、どの猫ちゃんにも起こる可能性があります。

症状は初期の段階では、目に見える症状はほぼありません。
逆に言うと、飼い主さんからみて症状が目に見える状態になっていると、病気はかなり進行していると言えます。
少しの運動で呼吸が荒くなってあまり動かない、呼吸困難、歩き方がおかしくなり、立てなくなる(この時、すごく痛がる)、があります。
また、体が血圧を上げようとした結果、肺の動脈で血液が渋滞し、肺水腫になったり、胸水が溜まることもあります。

心臓の病気というものは、基本的には完治しない病気です。
そのため病気が進行しないよう、心臓が長持ちするように、血栓ができないように、お薬を使っていい状態を維持していくようになります。

定期的な検査を行って、心臓の状態をチェックしていきましょう。

 

尿路結石症

腎臓、尿管、膀胱、尿道のどこかに結石ができる病気です。
結石が膀胱の粘膜を傷つけて膀胱炎となることもあります。

 

症状は“トイレに行く回数が増えた”・“頻繁にトイレへ行くのに少ししか出ない”・“おしっこの時に痛そうに鳴く”・“おしっこに血が混じる”などです。
これらの症状は膀胱炎にも似ているため注意が必要です。
中にはトイレの壁等についたおしっこが蒸発し、残った結晶がきらきらと反射して見えることもあります。
結石の大きさは砂粒ほどの小さなものから数センチのものまでさまざまです。

猫の尿路結石症には、尿がアルカリ性に傾くことでできる“ストラバイト結石”と、酸性に傾くとできる“シュウ酸カルシウム結石”があります。
これらは食事の偏りが原因で起きるといわれています。
猫がもともとあまり水を飲まずに濃度の濃いおしっこをすることも原因のひとつに挙げられます。

猫でよくみられるのは“ストラバイト”と“シュウ酸カルシウム”の結石です。
これらは尿検査やレントゲン検査、超音波検査で診断出来ることもあります。
ストラバイトは療法食で溶かす事が可能ですが、結石の大きさや個数によっては外科的手術が選択されることもあります。
シュウ酸カルシウムは療法食で溶かす事ができないため、外科的手術が第一選択となります。

 

慢性腎不全

慢性腎不全は腎臓の機能が徐々に低下し、機能不全に陥った状態のことです。
中年齢から高年齢の猫に多い病気です。

慢性腎不全のおもな症状は、多飲多尿(水をよく飲むこととおしっこの量が増えること)で、初期の段階ではこれ以外に目立った症状はありません。
しかし、腎臓の機能が次第に低下してくると、多尿にもかかわらず、老廃物や余分な電解質、リンなどのミネラル類を尿中に排泄することができず体内にたまってきます(尿毒症)。
水をたくさん飲んでも多尿によって失った水分を補うことができず、脱水を引き起こしてしまいます。
これにより“食欲不振”・“元気が低下”・“毛づやがなくなる”・“嘔吐”・“下痢”・“便秘”・“体重減少”などがみられます。

 

原因は糖尿病や多発性嚢胞腎などの他の病気により引き起こされることがあります。

慢性腎不全は、急性腎不全と違い徐々に進行していく病気で、一度発症すれば治ることはありません。
慢性腎不全の治療は、その進行をできるだけ抑え、症状を緩和することが目的となり、おもに内科的治療と食事療法が行われます。

食事管理などで進行を遅らせることになりますので、気づいた時には早めに動物病院を受診しましょう。

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