ハイランダーの歴史・特徴・性格、かかりやすい病気はどんなの?

ハイランダーの特徴や性格、かかりやすい病気についてご説明します^^

歴史

新しい猫種を作るために野生の猫科動物を繁殖ラインに導入することがありますが、ハイランダーも元は、そのように生まれた猫種であります。
現在は猫として扱われていますが元の呼び名は【Highland Lynx(ハイランド・リンクス)】というリンクスとオオヤマネコを指しています。
ハイランド・リンクスの基礎になった猫は、デザート・リンクスと、ジャングル・カールとされているようです。

 

被毛が白以外で長毛かつ耳はカールであれば、ハイランドリンクスに分類されていますが、ハイランドリンクスが作出されたのは1995年のことです。
新しい猫種と認められるには十数年の時間が必要となりました。

 

理由はヤマネコの遺伝子を導入することに対する倫理的な問題や、繁殖第1・第2世代などヤマネコの遺伝子の濃さによっては野生動物として扱う必要があることなどで、猫の登録団体では新しい猫種として認めるには慎重な姿勢があったからです。
ハイランダーの土台となったデザートリンクスはオオヤマネコの血が濃くアメリカを中心に愛好家や繁殖者が育種のために団体を設立して、交配のルールを定めています。
また、ハイランダーはデザートリンクスと同じ種類の猫であり、耳の形が異なるだけであると定義される場合もあります。

 

ヤマネコの特性を引き継いでいるもので、同じ体型の特徴をもつ猫には、他に巻き毛のモハーベボブ、白毛のアルパインリンクスがいます。

特徴

ハイランダーの特徴は、カールした耳と直毛であることです。
カールした耳は、ジャングルカールから受け継いだものです。
耳がカールする遺伝子は、優性遺伝子になります。

目の色はゴールド、グリーン、アンバーで、白毛の多い個体はブルーアイの場合もあります。
手足の指先や耳先に房毛が生えていたり、指が6本以上あったりすることが多く、後ろ足は前足より長い、がっちりした体型をしているのも特徴です。

オスは10kg以上にもなる大きなロング&サブスタンシャルタイプです。

あらゆる毛色とパターン、短毛及び長毛が認められます。

性格

とても野性味あふれるルックスをしているにもかかわらず、愛情深くとても忠実な性格をしています。
好奇心が強く知的で、犬のような賢さがあり、お茶目で遊び好きな面が人気の秘訣かもしれません!

 

子供や他のペットとも仲良くすることができます。

 

飼い方

ハイランダーは大きな体ではありますが大変活発でもあります。
十分なスペースを用意する必要があり、走っても自己のないよう重い体重に耐えられる足場のしっかりしたキャットタワーが必要でしょう。

 

ハイランダーは賢く、犬のようにしつけができるとされていますのでトイレのしつけや生活習慣については苦労しないでしょう。
家族に対しても愛情深く接してくれますが、同居する動物に小動物がいる場合、狩りの対象になる可能性が高いので注意しましょう。

 

ブラッシングについてですが、短毛猫なら週に1回、長毛猫であれば週に2回程度は行いましょう。
長毛の場合は、毛球症になりやすいのでブラッシングや毛の掃除などはしっかりと行うのが望ましいです。

 

かかりやすい病気

ハイランダーは大型の猫種であるため、高齢化による心臓疾患や肥満には特に注意しましょう。

ハイランダーに時々見られるしっぽのない個体については、同じく尾のない猫種マンクス同様、先天的な脊柱損傷が見られる可能性があると考えられています。

 

下部尿路疾患

尿路の下部にあたる膀胱と尿道に関係する疾患です。
膀胱炎や尿道炎、膀胱や尿道の尿石症などが含まれます。

 

頻繁にトイレに行くのに尿が出ない、排尿時の痛みで鳴く、トイレ以外の場所で排尿する(不適切な排尿)、血尿など、膀胱炎の症状が現れます。
猫下部尿路疾患は、膀胱や尿道における尿結石や尿道栓子、細菌感染といったことが原因で起こります。
しかし、症状を引き起こす原因がまったく不明のものもあり、これは特発性FLUTDと呼ばれ、FLUTD全体の約50%を占めています。
原因は不明ですが膀胱上皮のバリア機能の異常や、肉体的・精神的なストレス、自己免疫性疾患などが関与していると推測されています。

 

治療は、尿道が尿道結石や尿道栓子で閉塞している場合には緊急処置が必要となります。
細菌感染によるものでは、抗生剤による治療が行われます。

猫下部尿路疾患の予防は、膀胱や尿道の疾患を防止するために、トイレを清潔にしたり、いつでも水を飲める環境を整える、キャットツリーなどを導入したり、遊ぶ時間を増やしたりといった対策が効果的です。

 

 

毛球症(ヘアボール)

猫の毛球症とは、毛づくろいの際に飲み込んだ自分の体毛が消化器官内にとどまり、吐くことも排便することもできなくなった状態を言います。

症状は“食欲不振”・“吐くそぶり”・“便秘”・“お腹を触られることを嫌がる”などです。
猫が吐き出すものが「ヘアボール」と呼びます。

原因はブラッシング不足や、ストレス、吐き出し不足です。

軽度の場合は猫草を食べさせるという方法があります。
猫草とは猫が食べても安全な数少ない植物の一種で、被毛を絡め取って吐き出させやすくしたり、うんちとして肛門から出やすくする効果があると考えられています。
他には外科手術などもあります。

予防法としては、日頃からブラッシングを行うようにしましょう。
無駄毛を人為的に取り除いてあげるだけで、猫がグルーミングする時に飲み込む量が少なくなり予防につながります。

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