ノルウェージャンフォレストキャットの歴史・特徴・性格、かかりやすい病気はどんなの?

ノルウェージャンフォレストキャットの特徴や性格、かかりやすい病気についてご説明します^^

歴史

その名の通り、ノルウェー原産の猫です。
ノルウェージャンフォレストキャットは古くからノルウェーの森林地帯に生息していた自然発生の猫と言われています。
起源はまだ謎に包まれており、トルコの長毛猫の子孫だという説もありますし、ロシアのサイベリアンと関係がある、という説もあります。

 

1930年代になると、ノルウェーの愛猫家は、国を代表する猫としてskogkatt(ノルウェージャンフォレストキャットの前身)を保護、育成する活動を始めたそうです。
第二次世界大戦がはじまると活動は中断されてしまい、1970年代までのあいだ、絶滅寸前にまで追い込まれてしまいました。

 

そこで1975年、ノルウェーの繁殖者たちによって、ノルウェージャンフォレストキャットの最初の猫種クラブが設立され、本格的な育種と保存が再開されて、1977年にはヨーロッパの猫種登録機関に品種として登録されることになりました。
その後ヨーロッパで公認を受け、1993年にはCFAという猫機関でも公認されるに至りました。

特徴

ノルウェージャンフォレストキャットのオスは6~10㎏ほどになる大きめの猫です。
メスの平均体重が約3kg~6.5kgと言われています。

 

ノルウェージャンフォレストキャットの体はがっしりとしていて、力強く、筋肉質な脚が特徴的でもあります。
仔猫から成猫へ成長するまで5年ほどかかり、子猫時代が長い猫でもあります。

 

頭部は三角形で鼻筋はまっすぐであり、あごは分厚く、長いしっぽは先の方に向かって細くなっています。
被毛は大変ゴージャスな長毛のダブルコートです。

毛色は単色ではブラック、ブルー、ホワイト、タビーではブラウン、シルバー、ブルー、レッド、クリームとこれらの濃淡があり、さらにホワイトや他色とのバイカラーがあります。

 

ノルウェージャンフォレストキャットは、アメリカでの繁殖も盛んに行われた経緯から、全体に線が細めで可愛らしいアメリカ系と、しっかりとした体格のヨーロッパ系の2つの系統があります。

性格

ノルウェージャンフォレストキャットは基本的に、とても穏やかな性格をしています。
問題になるような行動はそれほどしないようです。

 

子猫のノルウェージャンは、わんぱくで非常に運動量も豊富です。
年齢とともに落ち着いてきます。

適度な運動量を持っていますが、飼い主と一緒にゆっくりするのが好きな子は多いようです。

飼い方

成猫になると比較的おとなしいと言われていますが、若猫の頃は元気で、運動も遊びも大好きです。
上下運動を好みますので、キャットタワーを用意するほか、家具や本棚の上部にあがることもあるので落下事故が起きないように気をつけましょう。

 

毛の手入れはできれば1日1回はブラッシングを行い、抜け毛を取り除くとともに、皮下への通気を行ってあげましょう。
そうすることで皮膚炎を防ぐこともできます。

被毛は、防寒防水のため、皮脂に薄く覆われています。
寒冷地以外では月に1度以上はシャンプーをした方がいいでしょう。

 

子猫から若猫のうちにシャンプーやブラッシング、耳や歯の手入れなどのグルーミングに慣らしておいた方がいいですね。

 

かかりやすい病気

純血種としては遺伝的疾患が少なく、比較的丈夫な猫種です。

肥大型心筋症

肥大型心筋症とは心臓の筋肉が内側に向かって厚くなり、心室が狭くなり体に十分な血液を送ることが出来なくなってしまう病気です。
体に十分な血液を送ることが出来なくなるので、体はバランスをとるために心拍数を上げたり、血圧を上げたりします。
肥大型心筋症は猫の心筋症のうち、約2/3を占めると言われています。

発症年齢は年齢は6カ月から16歳とされていて、どの猫ちゃんにも起こる可能性があります。

症状は初期の段階では、目に見える症状はほぼありません。
逆に言うと、飼い主さんからみて症状が目に見える状態になっていると、病気はかなり進行していると言えます。
少しの運動で呼吸が荒くなってあまり動かない、呼吸困難、歩き方がおかしくなり、立てなくなる(この時、すごく痛がる)、があります。
また、体が血圧を上げようとした結果、肺の動脈で血液が渋滞し、肺水腫になったり、胸水が溜まることもあります。

心臓の病気というものは、基本的には完治しない病気です。
そのため病気が進行しないよう、心臓が長持ちするように、血栓ができないように、お薬を使っていい状態を維持していくようになります。

定期的な検査を行って、心臓の状態をチェックしていきましょう。

 

糖尿病

猫は糖尿病になりやすい動物と言われています。
糖尿病になると様々な症状が出ます。まず、「多飲多尿」と言って健康な時よりも飲水量が増え、トイレに行く回数や量が増えます。
血中に溜まった糖が尿として排出される事で水分が多く失われるので、喉が渇きます。

また、糖が吸収されなくなるのでご飯を食べても体重が減ってしまうという症状も代表的なものです。
日頃から定期的に愛猫の体重チェックを行うようにすれば気付くのも早くなりますね。
短期間で10%以上体重が減っている場合には注意が必要になります。
元気がなくなったり運動量が減ったり、嘔吐する事もあります。

治療は主にインスリン注射や食事療法を並行して行ないますが、猫の症状や体質によって治療法は異なります。

また年齢では6歳以上、オス猫の方がメス猫よりも発症しやすいようです。
肥満傾向の猫もかかりやすいですので、愛猫の体重管理には充分気をつけていきましょう!

 

 

心臓病

心臓病と言っても多くの病気がありますが、猫で特にかかりやすい心臓病には「肥大型心筋症」「拘束型心筋症」「拡張型心筋症」があります。
かかりやすい猫の特徴としては“オス猫”・“メインクーンは遺伝子異変でかかりやすい”・“ラグドールは遺伝子変異でかかりやすい”です。
心筋症は心臓の機能に障害を伴う病気で、全年齢に発症し、オス猫がかかりやすいと言われています。

 

心臓病の症状としては“症状が出ない”・“食欲不振”・“元気がなくなる”・“嘔吐”・“呼吸が荒くなる”・“口を開けて呼吸する”・“乾いた咳”・“腹水”・“突然叫び後足の麻痺”・“失神”・“突然死”などです。
上記の症状がみられたら心臓病の可能性がありますので緊急で受診しましょう。

残念ながら明確な予防法はありませんが、なるべく猫にかかるストレスを排除するようにして、心臓に負担をかけないように過ごさせましょう。

 

毛球症(ヘアボール)

猫の毛球症とは、毛づくろいの際に飲み込んだ自分の体毛が消化器官内にとどまり、吐くことも排便することもできなくなった状態を言います。

症状は“食欲不振”・“吐くそぶり”・“便秘”・“お腹を触られることを嫌がる”などです。
猫が吐き出すものが「ヘアボール」と呼びます。

原因はブラッシング不足や、ストレス、吐き出し不足です。

軽度の場合は猫草を食べさせるという方法があります。
猫草とは猫が食べても安全な数少ない植物の一種で、被毛を絡め取って吐き出させやすくしたり、うんちとして肛門から出やすくする効果があると考えられています。
他には外科手術などもあります。

 

予防法としては、日頃からブラッシングを行うようにしましょう。
無駄毛を人為的に取り除いてあげるだけで、猫がグルーミングする時に飲み込む量が少なくなり予防につながります。

 

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