チンチラペルシャの歴史・特徴・性格、かかりやすい病気はどんなの?

チンチラペルシャの特徴や性格、かかりやすい病気についてご説明します^^

歴史

ペルシャ猫の一種であるチンチラですが、ペルシャは純血種の猫種の中でも最古のものとなります。
16世紀にトルコ経由にて、イタリアに来た長毛種の猫が祖先だと言わているため、古い歴史を持っています。

 

チンチラペルシャは1882年頃にイギリスにて誕生しはじめたようです。
ブルーのペルシャと雑種猫の交配により生まれた“チニー”をシルバータビーのペルシャと交配させて生まれた子猫の中に“シルバーラムキン”、つまり【銀の仔羊】と名付けられたシルバースモークのオスがいました。
このオスがチンチラペルシャの基礎となったとされています。

 

シルバースモークの毛色の猫というのはアメリカでも熱狂的な人気を持つようになり、チンチラという品種をペルシャから独立させようと動く人もいたようです。
色以外の特性の違いがないことからアメリカのCFA(猫血統登録団体)は独立を認めることはありませんでした。

特徴

チンチラペルシャは、ペルシャ同様に長くふさふさした被毛をもっていますが、毛質はペルシャよりも軽やかです。
毛色はシルバーかゴールドで、シェードはペルシャよりもごく少なく、艶のある明るい色味が特徴です。

 

目の色はペルシャ猫にはないグリーンか青系統で、はっきりとした黒いアイラインが入っているクリクリおめめです。
やや短めの足、丸い目と低めの鼻はドールフェイスと呼ばれており、耳は小さく離れてついています。

 

中型コビータイプで体長は短く丸い体型、体重は3~5.5kgが標準とされています。

性格

大人しい性格で、温和でゆったりとした雰囲気です。
子猫の時は子猫らしく遊ぶことが好きですが、成猫になるとあまり遊ばなくなり、ゆったりとくつろぐことを好むようになるそうです。

 

オスは発情期でも騒ぐことが少なく、全体としてとても静かな猫だと言われています。
人間好きでもありますが、自立心も強い性格です。
子供の相手もしますが、しつこくされれば距離を置くなどの振る舞いをします。

飼い方

チンチラペルシャはペルシャ同様、成猫は運動や狩りを好むタイプの猫ではありません。
そのため、運動不足になりがちなので、太らないよう食事の量と質に気を付けてあげましょう。

 

毛質が軽いとされていますが、長毛で被毛が厚いことは同じです。
トップコートは軽くて細い分、より絡まりやすいため、できるだけ毎日ブラッシングまたはコーミングしましょう。
きちんと抜け毛を処理しないと、身づくろいで毛を飲み込んでしまい毛球症を起こす場合もあります。
定期的なブラッシングやコーミングをすることで、皮膚の血行の改善効果もありアンダーコートの通気もよくなるため皮膚疾患を予防することができます。

かかりやすい病気

ペルシャ同様、平均寿命は15~20年と長めです。

多発性のう胞腎という遺伝疾患の起こりやすい猫種であり、両親のいずれかが発症していれば50%の確率で発症します。

 

のう胞腎

多発性嚢胞腎は人間でも発症例が見られ、難病指定されている病気で猫の場合、1000匹中1匹の割合で発症するといわれています。
発症してしまえば徐々に腎機能が低下、最終的には腎不全に似た症状を引き起こします。

 

腎臓の組織が徐々に破壊され、機能が低下していく病気として慢性腎臓病がありますが、多発性嚢胞腎もそれとよく似た症状が見られます。
“食欲不振”・“多飲多尿”・“体重減少”などが主な症状で嘔吐することもあります。
進行が緩やかなため、気がつかないことも多いといわれます。
多飲多尿などの症状が見られたら、多発性嚢胞腎以外にも腎臓に何らかの異常が起きているかもしれないので直ぐに獣医師の診断を受けて下さい。

原因のほとんどが遺伝性のもので、親猫のどちらかが多発性嚢胞腎である場合は、50~100%の確率で子猫もこの病気を発症してしまうと言われています。

多発性嚢胞腎と診断されたら、健康な腎臓機能をできる限り維持し、症状を和らげるための対処治療が行われることになります。
ただし、早い段階で発見することができれば、経過観察を行いながら、より効果的な対処療法を行うことができます。

 

 

下部尿路疾患

尿路の下部にあたる膀胱と尿道に関係する疾患です。
膀胱炎や尿道炎、膀胱や尿道の尿石症などが含まれます。

 

頻繁にトイレに行くのに尿が出ない、排尿時の痛みで鳴く、トイレ以外の場所で排尿する(不適切な排尿)、血尿など、膀胱炎の症状が現れます。
猫下部尿路疾患は、膀胱や尿道における尿結石や尿道栓子、細菌感染といったことが原因で起こります。
しかし、症状を引き起こす原因がまったく不明のものもあり、これは特発性FLUTDと呼ばれ、FLUTD全体の約50%を占めています。
原因は不明ですが膀胱上皮のバリア機能の異常や、肉体的・精神的なストレス、自己免疫性疾患などが関与していると推測されています。

 

治療は、尿道が尿道結石や尿道栓子で閉塞している場合には緊急処置が必要となります。
細菌感染によるものでは、抗生剤による治療が行われます。

猫下部尿路疾患の予防は、膀胱や尿道の疾患を防止するために、トイレを清潔にしたり、いつでも水を飲める環境を整える、キャットツリーなどを導入したり、遊ぶ時間を増やしたりといった対策が効果的です。

 

流涙症

涙を排出する涙管が詰まることが原因で、涙が多く出たり、湿疹などが起こってしまう病気です。
涙が原因で、目の周りの毛が変色した状態を涙やけと言います。

命にかかわる病気ではありませんが、まぶたが炎症を起こしたり、感染が原因で皮膚病を発症したりすることもあります。
悪化させると長引いてしまいますので、早急な治療が必要です。

 

流涙症の原因はいくつかありますが、まず角膜炎や結膜炎をはじめとした目の病気が考えられます。
ほかに目に異物が入ったり、排気ガスや煙などの刺激物が角膜や結膜に刺激を与えたりすることで涙の分泌量が増える場合もあります。
原因によって、目と鼻をつないでいる器官である鼻涙管が詰まったり狭くなったりすることも考えられます。

涙と一緒に目やにが出る場合も多く、それが原因で目頭から鼻筋が汚れてしまい皮膚が赤く腫れてしまうことがあります。
目やにが多いようなら点目薬などを処方してもらい治療します。

 

白内障

白内障は眼球内にある水晶体と呼ばれる器官が、何らかの原因で白く濁ってしまう病気です。
水晶体は正常な状態では透明で、カメラのレンズと同じ役目をしていますが、白内障にかかり白濁してしまうと視力が落ちたり視界が白く濁ってしまいます。

症状は白内障が進行するにつれ、瞳孔の奥が白く変色していき、視覚障害が現れます。
片目だけに発症した場合には、視覚はもう片方の目で補えるため日常生活で不自由しないため発見がおくれます。
両目の場合は視界がボヤけ、柱や壁、物にたびたびぶつかる、段差につまずくなどの行動異常が起こります。

ただし、猫は非常に聴力が良い動物なのでほとんど視力が無くなっても、自宅であればものにぶつからずに歩くことができます。
それゆえに、発見が遅れてしまうこともあります。

原因は人や犬に比べると、猫の白内障は発症することはごくまれです。
遺伝性のものはほとんどなく、大部分が何らかの外傷や眼内の炎症などにより後天的に発症します。

初期段階では、進行を遅らせたり症状を軽減するための点眼薬や内服薬を処方する内科的治療が中心となります。
外科的治療法では、白濁した水晶体を取り除く手術を行います。
一般的には、角膜を切開し水晶体を摘出する外科手術か、超音波で水晶体の内容物を細かく砕いて吸引する「水晶体乳化吸引術」が行われます。
白内障の治療には現在下記のような目薬タイプのお薬が使われています。
もちろん病院で診てもらうことが治療法となりますが、薬に関しては通販などでも購入することができます。
通販サイトならば処方箋なしで購入が出来るため、病院が開いてる時間帯が合わないといった問題もありません。

 

白内障のお薬⇒

肥大型心筋症

肥大型心筋症とは心臓の筋肉が内側に向かって厚くなり、心室が狭くなり体に十分な血液を送ることが出来なくなってしまう病気です。
体に十分な血液を送ることが出来なくなるので、体はバランスをとるために心拍数を上げたり、血圧を上げたりします。
肥大型心筋症は猫の心筋症のうち、約2/3を占めると言われています。

発症年齢は年齢は6カ月から16歳とされていて、どの猫ちゃんにも起こる可能性があります。

 

症状は初期の段階では、目に見える症状はほぼありません。
逆に言うと、飼い主さんからみて症状が目に見える状態になっていると、病気はかなり進行していると言えます。
少しの運動で呼吸が荒くなってあまり動かない、呼吸困難、歩き方がおかしくなり、立てなくなる(この時、すごく痛がる)、があります。
また、体が血圧を上げようとした結果、肺の動脈で血液が渋滞し、肺水腫になったり、胸水が溜まることもあります。

心臓の病気というものは、基本的には完治しない病気です。
そのため病気が進行しないよう、心臓が長持ちするように、血栓ができないように、お薬を使っていい状態を維持していくようになります。

定期的な検査を行って、心臓の状態をチェックしていきましょう。

 

脂漏症

脂漏症は【マラセチア皮膚炎】とも呼ばれ、マラセチアという常在菌が活発になることで起きる皮膚炎です。
脂っぽくなったり、ベタついたフケが出て痒くなるタイプと、乾燥して皮膚の表面がカサカサになるタイプがあります。
脂漏症の場合はシャンプーも専用のものがあるので、変えてあげる必要があります。
シャンプー以外に食事が原因で発症する場合もあるのでドッグフードの見直しもする場合があります。

 

脂漏症の治療には現在下記のようなシャンプーも使われています。
もちろん病院で診てもらうことが治療法となりますが、シャンプーに関しては通販などでも購入することができます。
痒そうにしていたら自宅でも直ぐにシャンプーしてあげれるので人気です。

 

 

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