ターキッシュアンゴラの歴史・特徴・性格、かかりやすい病気はどんなの?

ターキッシュアンゴラの特徴や性格、かかりやすい病気についてご説明します^^

歴史

トルコの生きる国宝と言われる「ターキッシュアンゴラ」です。
トルコの山岳地域で自然発生した猫の種類で、その歴史は16世紀までさがのぼり“マヌルネコ”が進化したものと言われています。
現在のトルコの首都であるアンカラの当時の呼び名である「アンゴラ」から名前が付いたようです。

 

左右の眼の色が違うオッドアイは、その美しさと希少性から国宝級と言われることもあります。
幸運を運んでくれる猫として、とても人気があるターキッシュアンゴラは、一時は絶滅の危機になったこともあったようです。

 

昔も今も、ターキッシュアンゴラは大変高級な猫であり、イスラム教の神であるアラーの愛した猫として一般家庭では飼育されることが非常に少なく、入手困難な猫です。
結局、1962年にアメリカ軍人グラントの妻であるリーザは、夫を通じてターキッシュアンゴラの雌雄ひとつがいを譲り受けることができました。
そこから、この猫たちを基盤にアメリカで改めてターキッシュアンゴラの育種が始められることになったそうです。

 

北米の血統登録団体(CFA)が、1973年にターキッシュアンゴラを公認登録しました。

 

特徴

ターキッシュアンゴラは全体的にシャープな印象の顔立ちをしていて、体も細長くスリムです。

 

オスの平均体重は3.1~4.6㎏
メスの平均体重は2.4~3.7㎏なので他の猫より小さめでもあります。

筋肉質で中型のフォーリンタイプになります。
しっぽは長くふさふさとしており、幅の狭い胸元は飾り毛に囲まれているのも特徴です。

 

被毛は手触りが素晴らしい長毛のシングルコートです。
目の色は多様で、青、緑、琥珀、オッドアイなどが存在し、すべてが公認されます。

ターキッシュアンゴラはホワイトに代表されるソリッドやタビー、キャリコ、バイカラー、スモークなどあらゆる色が存在し、ラベンダー、チョコレート、ポイント以外のすべての色が公認されています。

性格

エレガントで優雅な見た目通り、自由をとても好む猫です。
自由奔放で束縛を嫌い、気品にあふれ、立ち振る舞いも美しいのが特徴で“歌いながら歩く猫”とも言われているようです。

 

でも、とても愛情深く飼い主に従順で、とても賢いことで知られています。
賢いので引き出しやドアの開け方を覚えて、飼い主をびっくりさせることもあるようです。

自由な性格のターキッシュアンゴラですが、神経質な一面も持ち合わせているので多頭飼いにはあまり向いていないようです。

飼い方

ターキッシュアンゴラは活発で遊び好きで好奇心が強いです。
ネズミ捕りなどのハンティングも大好きなので、一緒に遊んであげるといいでしょう。

 

キャットタワーなどを用意し、吊戸棚などがあれば危険防止のため鍵はしっかりとかけておきましょう。
冒険心もあるターキッシュアンゴラが家出をしてしまうと、帰ってこない可能性もあります。

 

ターキッシュアンゴラは長毛種の割には毛の量が少ないため、寒さには弱いので冬には寒さ対策が必要になります。
1週間に1回ブラッシングとコーミングは行うようにしましょう。

 

かかりやすい病気

土着の歴史が長い純血種であり、遺伝性疾患は比較的少ないとされているターキッシュアンゴラですが、【Ataxia】と呼ばれる運動失調症の発症確率が他の猫より高いとされています。発症すると成猫に達する前に亡くなってしまいます。

Ataxia(運動型栄養失調)

親からの遺伝性疾患により発症し、運動機能を担う小脳に異常が起きる脳の病気です。
治療方法などは現在のところ見つかっていません。

 

この病気にかかってしまうと、成猫になる前に亡くなる確率が高いと言われていますので購入を考えている際は事前に親猫や兄弟猫の健康状態をできるだけしっかりと確認されることをおすすめします。

 

肥大型心筋症

肥大型心筋症とは心臓の筋肉が内側に向かって厚くなり、心室が狭くなり体に十分な血液を送ることが出来なくなってしまう病気です。
体に十分な血液を送ることが出来なくなるので、体はバランスをとるために心拍数を上げたり、血圧を上げたりします。
肥大型心筋症は猫の心筋症のうち、約2/3を占めると言われています。

 

発症年齢は年齢は6カ月から16歳とされていて、どの猫ちゃんにも起こる可能性があります。

 

症状は初期の段階では、目に見える症状はほぼありません。
逆に言うと、飼い主さんからみて症状が目に見える状態になっていると、病気はかなり進行していると言えます。
少しの運動で呼吸が荒くなってあまり動かない、呼吸困難、歩き方がおかしくなり、立てなくなる(この時、すごく痛がる)、があります。
また、体が血圧を上げようとした結果、肺の動脈で血液が渋滞し、肺水腫になったり、胸水が溜まることもあります。

 

心臓の病気というものは、基本的には完治しない病気です。
そのため病気が進行しないよう、心臓が長持ちするように、血栓ができないように、お薬を使っていい状態を維持していくようになります。

定期的な検査を行って、心臓の状態をチェックしていきましょう。

 

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