サイベリアンの歴史・特徴・性格、かかりやすい病気はどんなの?

サイベリアンの特徴や性格、かかりやすい病気についてご説明します^^

歴史

サイベリアンはペットとして有名ですが、野生でもロシア北東部に生息しているようです。
“シベリアの森に住む猫”の別名通り、極寒で生き抜く為の環境に適応しながら進化してきているとのこと。

 

ペットとして品種固定されたんは1980年、ロシアで血統管理されロシア国内でブリード活動が盛んになりました。
当時は厳しい制限の元でロシア以外への国へ輸出するのは近隣の国のみでした。

 

それから1990年、メインクーンのブリーダーだったエリザベス・テレル夫人がメインクーンと近い血筋を持つサイベリアンに興味を持ち、政治活動に力を注ぎました。
からはサイベリアン・フォレストキャットを贈呈し、ついにアメリカへと渡ります。

1996年には新猫種として登録され、2000年以降は世界中で広く人気の猫種となりました。
ロシアを代表する猫として国際交流のシンボルにもなりましたね!

特徴

サイベリアンは、骨格もしっかりしており、たくましい筋肉を適度な脂肪が覆っています。
ロング&サブスタンシャルタイプです。

 

体重は4~9㎏、オスは10㎏を超える子もいるようです。
頭部も大きく、アーモンド形の眼、長くまっすぐなしっぽをしています。

 

被毛は寒さから身を守るために発達しています。
被毛の種類は珍しい「トリプルコート」で、密度が高く分厚いです。「ガードヘア」とよばれる被毛が外側に生えており、脂でコーティングされていて水を弾くようになっています。
毛量は年を経るごとに増え、猫の中でもダントツに多いとされていますが、手触りには個体差があります。

 

毛色はソリッドカラー、タビー、バイカラーなどいろいろな毛色が存在しますが、公認される毛色は登録団体によって異なっています。
原産国であるロシアでは公認される毛色は主に茶色や黒褐色など幅が狭く、アメリカなどでは多くの色とパターンが公認されているみたいです。

性格

サイベリアンはワイルドな外見とは裏腹に、おとなしく従順で犬のような性格だと言われています。
犬のような性格からテリトリー意識も強く、認めない相手には見向きもしません。

 

ですが、その反面、温厚で好奇心も旺盛。
ロシアという極寒の土地柄からか忍耐強い一面もあるようです。
心を許すと飼い主に甘えん坊な一面も見せてくれます。

 

飼い方

体の大きな猫は、運動能力が高くない場合が多くありますがサイベリアンは別格です。
極寒の荒れ地に暮らすこともあった彼らは、大きな体にしっかりした足腰を持っているため、大型猫としては例外的なほど跳躍力があり、高い所にも喜んで駆け上ります。
キャットタワーを用意する場合は、体重に耐えれるように安定した、しっかりとしたものを設置しましょう。

 

ロシアではサーカスに使われていたことがあるほど賢く、しつけは楽です。
愛情深いものの依存心はほどほどなので、留守番もできるようです。

 

サイベリアンは他の猫に比べて猫アレルギーを起こしにくい猫とされているようですが、科学的な根拠は十分ではないようです。

 

かかりやすい病気

猫は一般に犬よりも腫瘍の発生が少ないとされていますが、サイベリアンは毛色の白い個体について、悪性腫瘍の起きやすい系統があるとされています。

違和感を感じたらすぐに病院に連れて行ってあげましょう。

 

肥大型心筋症

肥大型心筋症とは心臓の筋肉が内側に向かって厚くなり、心室が狭くなり体に十分な血液を送ることが出来なくなってしまう病気です。
体に十分な血液を送ることが出来なくなるので、体はバランスをとるために心拍数を上げたり、血圧を上げたりします。
肥大型心筋症は猫の心筋症のうち、約2/3を占めると言われています。

発症年齢は年齢は6カ月から16歳とされていて、どの猫ちゃんにも起こる可能性があります。

 

症状は初期の段階では、目に見える症状はほぼありません。
逆に言うと、飼い主さんからみて症状が目に見える状態になっていると、病気はかなり進行していると言えます。
少しの運動で呼吸が荒くなってあまり動かない、呼吸困難、歩き方がおかしくなり、立てなくなる(この時、すごく痛がる)、があります。
また、体が血圧を上げようとした結果、肺の動脈で血液が渋滞し、肺水腫になったり、胸水が溜まることもあります。

 

心臓の病気というものは、基本的には完治しない病気です。
そのため病気が進行しないよう、心臓が長持ちするように、血栓ができないように、お薬を使っていい状態を維持していくようになります。

定期的な検査を行って、心臓の状態をチェックしていきましょう。

 

多発性嚢胞腎

腎臓を構成する遺伝子の異常によって腎臓に無数の嚢胞ができていく遺伝性の疾患です。
その遺伝子を持つ猫が成長するに伴い、片側、及び両方の腎臓にできた小さな嚢胞が、ゆっくりと確実に数を増やしながら大きくなっていきます。
結果として腎臓が劇的に大きくなります。
嚢胞の大きさは、1mmに満たないものから1cmより大きいものまで様々です。

 

原因はあくまでも遺伝性の病気である為、他の病気が原因で発症するものではありません。
多くは、ペルシャ猫やペルシャ猫と血縁関係にある雑種等、長毛種の猫に発生しやすいと言われています。
最近では、長毛種だけではなくスコティッシュホールドやアメリカンショートヘアでも発症が確認されています。

 

症状は腹部のふくらみ、腎炎や腹部臓器圧迫による腹痛、慢性腎不全です。
多発性嚢胞腎には治療法はありません。
治療法としては液体成分の吸引、投薬治療、外科手術、腎不全のコントロールです。

延命効果も期待できますので、飲水量やおしっこの量が増えたなどの異変を感じたら、すぐに動物病院で検査してもらってください。

 

 

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