マンクスの歴史・特徴・性格、かかりやすい病気はどんなの?

マンクスの特徴や性格、かかりやすい病気についてご説明します^^

歴史

日本では珍しいマンクス。幻の猫ともいわれています。

マンクスはイギリス、マン島を原産とする、しっぽの無い猫種です。
その起源は1700年代と言われており、かなり歴史の古い猫種です。

 

マン島は尻尾の無い猫がいる島として知られるようになり、マンクスの名前もマン島から付けられました。
この島で暮らしていた猫の中に起きた突然変異種がマンクスであり、狭い島の中という事情で近親交配が多くおきがちであったことから、猫種として固定されることになったと考えられています。

 

しっぽが無くなった理由は、さまざまな言い伝えがあります。
最も有名な物語として、ノアの方舟に駆け込もうとした猫のしっぽを船員が誤ってドアで挟んでしまい、無くなってしまったというもの。
他にもメス猫とオスのウサギが恋をして結ばれた時に生まれた子供であるというものだったり。

特徴

マンクスの最大の特徴は、やはりしっぽが無い個体が存在することです。
しっぽがあるマンクスも存在しますが、極端に短いです。

 

しっぽの長さによってマンクスは“ランピー”“ランピーライザー”“スタンピー”“ロンギー”の4種類にわけられます。
“ランピー”は全くしっぽのない猫です。

 

体は全体的に丸みを帯びていますが、筋肉質ながっしりした体格をしています。
脚は骨太で前脚より後ろ脚の方が長く、歩き姿はぴょんぴょん跳ねているようにみえるので「マンクスホップ」と呼ばれているようです。
跳びはねる姿がうさぎにも似ていることから「ラビットキャット」という別名も持ちます。

 

標準的な体重は3kg~6kg程度の中型の猫で、ダブルコートの短毛です。
マンクスの毛色はレッド、ブルー、ブラック等あらゆる毛色が存在し、ソリッド、タビー、シェード、スモークやバイカラーなどどのようなパターンも認められています。

 

性格

マンクスは温厚で穏やかな優しい性格をしています。
繊細な神経の持ち主で引っ込み思案なので、飼い主さん以外には人見知りをする傾向があります。
そして特定の家族をお気に入りにして、懐く傾向があります。

 

賢い猫種なので、犬のように投げたおもちゃを取って遊んだり、リードを付けてのお散歩をしたりすることがあります。
多頭飼いには、ストレスを溜めてしまう可能性があり注意が必要となりますので気を付けましょう!

飼い方

後ろ足を使ったジャンプ力を活かしてか、マンクスは木登りが得意です。
高いところに登ること自体が好きなマンクスもいるので、飼育にはキャットタワーなども用意しましょう。

 

ダブルコートの被毛をもつため短毛ですが、抜け毛は多いです。
期的にブラッシングして汚れがめだってきたら蒸しタオルで拭いて体をキレイにしてあげましょう。

 

ランピーの場合は、しっぽのあった場所の付け根あたりを触られることを嫌がる場合が多くありますので、気を付けてあげましょう。

 

 

かかりやすい病気

しっぽがないランピーの遺伝子は致死性を持つ劣性遺伝であり、両親からそれぞれ受け継いで2つの遺伝子が揃うことで、致死をもたらします。

ランピー同士の交配や、3代続けてランピーを交配することで発現しますので禁忌とされている交配です。

マンクス症候群

マンクス症候群とは脊椎(背骨)の奇形や脊髄の不全によって引き起こされる様々な障害のこと。最悪の場合死に至ります。
診断はエックス線やCTスキャン、MRIなどを通します。
根本的な治療法はありませんので付き合いながら暮らしていくことになります。

このマンクス症候群を持っているかは、生後半年まで分からないのも特徴の1つです。

 

下部尿路疾患

尿路の下部にあたる膀胱と尿道に関係する疾患です。
膀胱炎や尿道炎、膀胱や尿道の尿石症などが含まれます。

 

頻繁にトイレに行くのに尿が出ない、排尿時の痛みで鳴く、トイレ以外の場所で排尿する(不適切な排尿)、血尿など、膀胱炎の症状が現れます。
猫下部尿路疾患は、膀胱や尿道における尿結石や尿道栓子、細菌感染といったことが原因で起こります。
しかし、症状を引き起こす原因がまったく不明のものもあり、これは特発性FLUTDと呼ばれ、FLUTD全体の約50%を占めています。
原因は不明ですが膀胱上皮のバリア機能の異常や、肉体的・精神的なストレス、自己免疫性疾患などが関与していると推測されています。

治療は、尿道が尿道結石や尿道栓子で閉塞している場合には緊急処置が必要となります。
細菌感染によるものでは、抗生剤による治療が行われます。

猫下部尿路疾患の予防は、膀胱や尿道の疾患を防止するために、トイレを清潔にしたり、いつでも水を飲める環境を整える、キャットツリーなどを導入したり、遊ぶ時間を増やしたりといった対策が効果的です。

 

 

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