ボンベイの歴史・特徴・性格、かかりやすい病気はどんなの?

ボンベイの特徴や性格、かかりやすい病気についてご説明します^^

歴史

ボンベイという猫は、日本では希少な品種です。
歴史はまだ浅く、1958年にアメリカのブリーダーのニッキー・ホーナーが、バーミーズとアメリカンショートヘアのブラックを交配して、黒ヒョウのような猫を目標に改良したそうです。

 

ホーナーはボンベイの育種と選択繁殖のために、非常に多くの人たちから協力を得て、CFA登録の要件となる個体数の増加に取り組み、また愛好家クラブを設立しました。
20年ほど試行錯誤した結果、1976年に猫の新種として、猫登録協会CFAに認められました。

名前は、インドの黒豹に似ていると感じたホーナーが黒ヒョウが生息するインドの都市・ボンベイからとられています。

特徴

ボンベイの体はアメリカンショートヘア、被毛はバーミーズのサテンのような光沢と手触りです。
他の猫よりも鳴き声が小さいと言われ、比較的飼いやすい猫です。

 

ボンベイは猫の中でも被毛が短いため、スリムに見えますが実際は筋肉質で体重も見た目ほど軽くはなく中型のセミコビータイプです。
他の猫より目が大きく、ゴールドの色をしているのが特徴です。

 

標準的な体重は3kg~5kg程度とされています。

ボンベイは短毛でブラックに限りますが、育種の過程でバーミーズを交配していましたので、ごく稀にブラウン(セーブル)の毛色が生まれることがあるようです。

性格

ボンベイの性格は甘えん坊です。
飼い主にすり寄り、抱っこされることも好きなようです。

 

環境の変化にも対応できる猫なので、環境に新しいペットを追加で飼うようになっても受け入れることができます。
賢く活発な性格で遊び好きです。

飼い方

ボンベイは活発で好奇心が強く運動が好きな猫です。
しっかり運動ができる環境で飼育する必要があり、運動不足になるとストレスが溜まってしまいます。
ある程度の広さがある部屋にキャットタワーなどを設置し、十分な運動ができるようにしましょう。

 

ボンベイは短毛ですので被毛の手入れは難しくありません。
定期的なブラッシングやコーミングで大丈夫ですが、被毛の美しさを保つためににも出来れば週1はブラッシングをしましょう。

 

かかりやすい病気

バーミーズとアメリカンショートヘアのハイブリッドであるボンベイは、それぞれの猫がかかりやすい疾患の傾向を受け継いでいます。

歯周病

猫の歯ぐきに炎症がおこると歯肉炎になります。
歯肉炎がさらに進行すると、歯ぐきや歯を支える歯根膜、歯槽骨という部分にまで炎症が広がり、歯周炎になります。
歯周炎がさらに重症化すると、歯が抜けてしまうこともあります。
こういった歯を支えている歯周組織(歯肉・歯根膜・歯槽骨・エナメル質)に現れる症状を歯周病と呼びます。

 

歯周病の初期段階である歯肉炎は、口の中で細菌が繁殖することによって起こります。
細菌は、口の中の食べカスを栄養源として繁殖し、歯の表面に歯垢と呼ばれる塊を形成します。
また、歯垢を放置すると、唾液の中のカルシウムなどが沈着し、固い歯石となります。

 

治療法は歯垢や歯肉溝の中の細菌が原因とされる感染症ですので、まずは溜まった歯石を取り除きます。
全身麻酔をかけた上でスケーラーやキュレットと呼ばれる金属器具や超音波洗浄機などを用いて、歯石を土台から完全に取り去ると同時に歯周ポケットの洗浄も行います。
全身麻酔が必要とされるのはこのためで、無麻酔で外見から確認できる歯石のみを取り除いても歯周ポケットに汚れが残っている限り炎症や細菌は減らず、悪化することもあります。

 

歯周病の予防には、まずは歯垢が歯に溜まらないようにすることが何より大切になります。
最も効果的な方法が歯磨きです。
できれば1日に1回、少なくとも3日に1回は行うようにしましょう。

 

肥大型心筋症

肥大型心筋症とは心臓の筋肉が内側に向かって厚くなり、心室が狭くなり体に十分な血液を送ることが出来なくなってしまう病気です。
体に十分な血液を送ることが出来なくなるので、体はバランスをとるために心拍数を上げたり、血圧を上げたりします。
肥大型心筋症は猫の心筋症のうち、約2/3を占めると言われています。

 

発症年齢は年齢は6カ月から16歳とされていて、どの猫ちゃんにも起こる可能性があります。

症状は初期の段階では、目に見える症状はほぼありません。
逆に言うと、飼い主さんからみて症状が目に見える状態になっていると、病気はかなり進行していると言えます。
少しの運動で呼吸が荒くなってあまり動かない、呼吸困難、歩き方がおかしくなり、立てなくなる(この時、すごく痛がる)、があります。
また、体が血圧を上げようとした結果、肺の動脈で血液が渋滞し、肺水腫になったり、胸水が溜まることもあります。

 

心臓の病気というものは、基本的には完治しない病気です。
そのため病気が進行しないよう、心臓が長持ちするように、血栓ができないように、お薬を使っていい状態を維持していくようになります。

定期的な検査を行って、心臓の状態をチェックしていきましょう。

 

 

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