トンキニーズの歴史・特徴・性格、かかりやすい病気はどんなの?

トンキニーズの特徴や性格、かかりやすい病気についてご説明します^^

歴史

トンキニーズはシャム猫とバーミーズから計画的に作られた品種なのですが、少し複雑な歴史があります。
そもそもバーミーズ自体がシャムの異種交配から生まれた猫種であり“戻し交配”によってトンキニーズが作られることになったらです。

 

1930年、アメリカの軍人で猫愛好家のトンプソン氏がミャンマーからアメリカに美しいチョコレート色の毛をもつメス猫を持ち帰りました。
トンプソン氏はウォン・マウと名付けられたその猫をシャム猫と交配させましたが、ウォン・マウにはすでにシャム猫の血が入ってるとされていました。

 

さらに戻し交配によって生まれた子猫を母猫のウォン・マウと戻し交配させると、3つのタイプの子猫が産まれたようです。
1つは祖父猫と同じシャムの特徴が強いポイントがあるもの。
2つめは全体が濃いブラウン単色のもので、この猫はその後、バーミーズとして育種されることになりました。
3つめのタイプは母猫であるウォン・マウと同様に、美しい茶色い被毛にさらに濃いポイントを持っていました。
母猫ウォン・マウとこの子猫こそが、最初のトンキニーズとなったのです。

 

1967年に正式にトンキニーズと認められましたが、当時はンキニーズではなくトンカニーズという名前で知られていました。
しかしベトナムのトンキン湾やインドシナ半島のトンカニーズ地方が原産地だと勘違いする人がいたので名前を変更したようです。

特徴

トンキニーズの体型は中型のセミフォーリンタイプです。
やや小さめの細身の体つきで、前足よりも後足がすこし長くなっています。
頭は丸みのある逆三角形をしています。

 

オスの平均体重は3.5kg~5.8kg、メスの平均体重は2.8kg~3.8kgとされています。

 

性格

トンキニーズはシャムとバーミーズの性格の特徴を両方持ち合わせています。
シャム猫のように人懐っこく、活発で好奇心旺盛なのはトンキニーズの性格の特徴の一つです。
飛んだり跳ねたり、高いところに上るのが大好きです。
お気に入りのおもちゃを揃えたり、キャットタワーを用意してたくさん遊べる方がいいですね。

 

バーミーズのように外交的で、人間だけでなく他の動物とも仲良くなれる協調性を持っています。
寂しがり屋なところがあるので、かまってあげないといたずらをすることがあります。
できれば長時間の留守は避けるか、他にも猫やペットなどを飼うことをおすすめします。

 

飼い方

トンキニーズは非常に遊び好きで好奇心が強いため、外へ出てしまうと帰ってこられなくなる可能性が高い猫です。
反面、犬のような賢さもあるので投げたボールを持ってくることもできるようです。
コミニュケーションが大好きな猫です♪

 

室内飼育であっても、強すぎる好奇心が時に事故を誘発してしまうこともあります。
蛇口や洗濯機、時にトイレから流れる水はトンキニーズにとって興味の対象でもあるので小さいうちは水の中への転落事故防止は必ず行いましょう。

 

被毛の手入れについては短毛なので難しくありません。
定期的にコーミングやブラッシングを行うようにしましょう!

 

かかりやすい病気

トンキニーズの繁殖家たちは当初から遺伝性疾患を排除してきました。

平均寿命も比較的長く、12~16才と言われているトンキニーズですが、一般的に猫は7才を過ぎると中年になります。

一般的な猫の病気には気をつけましょう!

尿路結石症

腎臓、尿管、膀胱、尿道のどこかに結石ができる病気です。
結石が膀胱の粘膜を傷つけて膀胱炎となることもあります。

 

症状は“トイレに行く回数が増えた”・“頻繁にトイレへ行くのに少ししか出ない”・“おしっこの時に痛そうに鳴く”・“おしっこに血が混じる”などです。
これらの症状は膀胱炎にも似ているため注意が必要です。
中にはトイレの壁等についたおしっこが蒸発し、残った結晶がきらきらと反射して見えることもあります。
結石の大きさは砂粒ほどの小さなものから数センチのものまでさまざまです。

 

猫の尿路結石症には、尿がアルカリ性に傾くことでできる“ストラバイト結石”と、酸性に傾くとできる“シュウ酸カルシウム結石”があります。
これらは食事の偏りが原因で起きるといわれています。
猫がもともとあまり水を飲まずに濃度の濃いおしっこをすることも原因のひとつに挙げられます。

 

猫でよくみられるのは“ストラバイト”と“シュウ酸カルシウム”の結石です。
これらは尿検査やレントゲン検査、超音波検査で診断出来ることもあります。
ストラバイトは療法食で溶かす事が可能ですが、結石の大きさや個数によっては外科的手術が選択されることもあります。
シュウ酸カルシウムは療法食で溶かす事ができないため、外科的手術が第一選択となります。

 

腎不全

慢性腎不全は腎臓の機能が徐々に低下し、機能不全に陥った状態のことです。
中年齢から高年齢の猫に多い病気です。

 

慢性腎不全のおもな症状は、多飲多尿(水をよく飲むこととおしっこの量が増えること)で、初期の段階ではこれ以外に目立った症状はありません。
しかし、腎臓の機能が次第に低下してくると、多尿にもかかわらず、老廃物や余分な電解質、リンなどのミネラル類を尿中に排泄することができず体内にたまってきます(尿毒症)。
水をたくさん飲んでも多尿によって失った水分を補うことができず、脱水を引き起こしてしまいます。
これにより“食欲不振”・“元気が低下”・“毛づやがなくなる”・“嘔吐”・“下痢”・“便秘”・“体重減少”などがみられます。

 

原因は糖尿病や多発性嚢胞腎などの他の病気により引き起こされることがあります。

慢性腎不全は、急性腎不全と違い徐々に進行していく病気で、一度発症すれば治ることはありません。
慢性腎不全の治療は、その進行をできるだけ抑え、症状を緩和することが目的となり、おもに内科的治療と食事療法が行われます。

 

食事管理などで進行を遅らせることになりますので、気づいた時には早めに動物病院を受診しましょう。

 

心臓病

心臓病と言っても多くの病気がありますが、猫で特にかかりやすい心臓病には「肥大型心筋症」「拘束型心筋症」「拡張型心筋症」があります。
かかりやすい猫の特徴としては“オス猫”・“メインクーンは遺伝子異変でかかりやすい”・“ラグドールは遺伝子変異でかかりやすい”です。
心筋症は心臓の機能に障害を伴う病気で、全年齢に発症し、オス猫がかかりやすいと言われています。

 

心臓病の症状としては“症状が出ない”・“食欲不振”・“元気がなくなる”・“嘔吐”・“呼吸が荒くなる”・“口を開けて呼吸する”・“乾いた咳”・“腹水”・“突然叫び後足の麻痺”・“失神”・“突然死”などです。
上記の症状がみられたら心臓病の可能性がありますので緊急で受診しましょう。

残念ながら明確な予防法はありませんが、なるべく猫にかかるストレスを排除するようにして、心臓に負担をかけないように過ごさせましょう。

 

 

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