スコティッシュフォールドの歴史・特徴・性格、かかりやすい病気はどんなの?

スコティッシュフォールドの特徴や性格、かかりやすい病気についてご説明します^^

歴史

スコティッシュフォールドは、イギリスのスコットランド原産の猫です。
スコティッシュフォールドという名前には「スコットランドの折りたたまれたもの」という意味があり、見た目の特徴が名前に反映されています。

 

歴史は比較的新しく、1960年頃にスコットランドで突然変異的に耳が折れ曲がった子猫が誕生しました。
その猫が成長して子猫を産んだときに同じように耳が立たない個体が確認されたため、折れ耳が遺伝性のものということが判明したこのタイミングで計画的な繁殖が始まったそうです。

 

1978年にCFAで描種として認定されました。

 

歴史が浅く、遺伝性疾患のおこりやすいスコティッシュフォールドは、現在でも各国の猫登録団体でブリティッシュショートヘアやアメリカンショートヘアとの交配が認められているケースが多くあります。

 

特徴

スコティッシュフォールドは大きいまんまるとした目と頭も特徴です。
ふっくらとしたマズルに、ずんぐりむっくりの体型。

 

短い足もとっても可愛いですよね♪

 

でも1番の特徴は、やっぱり“折れ耳”かもしれません。
スコティッシュフォールドの耳は優性遺伝によって受け継がれるもので、極端に折れているものからほぼ耳が立っているものまで折れ曲がり具合には様々な段階があります。
折れ耳は産まれたときから持っている訳ではなく、生後2〜3週目にかけて耳が折りたたまれます。

 

毛色は短毛、長毛ともに非常に多くの毛色とパターンがありますが全部の毛色が認められています。

 

スコティッシュフォールド独特な座り方“スコ座り”は腰や股関節に形成不全のために、このような座り方が出来るとされています。

スコティッシュフォールドの平均体重は3.5~4.6kgです。

性格

スコティッシュフォールドはおっとりしていて、いつも穏やかな性格をしています。
甘えたがりで飼い主さんの傍にいることが大好きです。
なので、あまりにも留守が長かったり構ってもらえないと寂しさからストレスを感じてしまうこともあります。

 

スコティッシュフォールドは温厚で優しい性格なので、他の猫や動物、人に対しても分け隔てなく接してくれます。
小さな子供がいても他のペットがいても来客があっても、スコティッシュフォールドは寛容な性格なので安心です。

 

スコティッシュフォールドは、鳴き声が小さいことも知られています。

 

飼い方

長毛タイプのスコティッシュフォールドは、週に2~3回以上のブラッシングをしてあげないと毛が絡まり毛玉ができやすくなります。
毛球症をおこしやすくなるので気をつけましょう。
短毛タイプは定期的なブラッシングやコーミングを行いましょう。

 

一般的に、スコティッシュフォールドは運動量が少ないため、体重が増えやすいと言われています。
平均値から大きくずれないように、スコティッシュフォールドの体重管理を行いましょう。

 

かかりやすい病気

たった1頭の猫を先祖とするスコティッシュフォールドは純血種としての歴史が浅く、近親交配が多くされてきたので遺伝性疾患が多く出るといわれています。

 

骨瘤(遺伝性骨形成異常症)

軟骨にコブのようなものが出来たり、尻尾が硬直してうまく動かせない病気です。
骨の成長に伴って発症することが多く、主に関節痛と歩行困難などの症状を伴います。

 

初期症状としては動きがぎこちなかったり、高いところへいけなかったりします。
治療法としては骨軟骨異形成症の確実な治療方法は今の所確立していません。
鎮痛剤や放射線、外科的手術になります。

 

骨瘤は折れ耳タイプの猫同士の交配によって起こる遺伝性の疾患で、禁忌とされている両親とも折れ耳で交配された子猫の場合は発生する確率が非常に高くなります。
そのため、スコティッシュフォールド同士を交配させないことが唯一の予防法と言えます。

内臓疾患

スコティッシュフォールドは内臓疾患が起きやすい猫種といわれています。

 

心筋症

心臓の筋肉である心筋に異常が起こる病気です。
食欲不振のや咳のほか、息が荒くなりグッタリとして元気がない症状が特徴です。
原因は心筋症の種類によって様々ですが原因が分かっていないものから、遺伝子の変異と言われているものもあります。
治療法はなく、血栓を予防する為の投薬などが一生続きます。
慢性肝炎

何らかの細菌やウイルス、寄生虫などによって猫が肝炎を起こし、慢性化してしまった状態です。
体重の減少や下痢・嘔吐のほか、白目や歯茎に黄疸(おうだん)が見られることもあります。
治療法は疾患の原因を取り除くよりも、症状の軽減を目的とした治療が施されます
具体的には輸液、栄養補給、安静、食事療法などです。
慢性腎不全

糖尿病や水腎症などが原因で起こる、腎臓が正しく機能しなくなる病気です。
尿の量が異常に多かったり、または全く出ないなど尿に異常が出ることが多いと言われています。
慢性腎不全は、急性腎不全と違い徐々に進行していく病気で、一度発症すれば治ることはありません。
慢性腎不全の治療は、その進行をできるだけ抑え、症状を緩和することが目的となり、おもに内科的治療と食事療法が行われます。

食事管理などで進行を遅らせることになりますので、気づいた時には早めに動物病院を受診しましょう。

 

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