シャム(サイアミーズ)の歴史・特徴・性格、かかりやすい病気はどんなの?

シャム(サイアミーズ)の特徴や性格、かかりやすい病気についてご説明します^^

 

歴史

シャム猫はタイの秘宝と呼ばれ、歴史の古い猫です。
タイのイギリス領事館だったゴールド氏に王室から記念に贈られたことをきっかけに世界に出ることになったそうです。

 

しかし二つの世界大戦があり他の猫の人気とともにシャムの人気は下火になっていきます。
それでも皇族の格式高いシャムは愛猫家によって大切に飼育され、一時は絶滅するかと見られていたシャムも個体数を増やしていったとのこと。

 

1885年にイギリスで行われたキャットショーでは賞を総なめにし、1890年以降はアメリカにも輸入されて、世界指折りの人気者になりました。

 

特徴

シャムの特徴はボディは筒状で、足は長め、目はサファイア・ブルーが本物のシャムの特徴です。
顔が小さく、全体的に非常にスレンダーで、とんがった耳が薄く立っていることも他の品種と際立って違うのも特徴です。

 

尾や足先、顔の周辺がチョコレート色であるカラーが特徴的ですよね♪
公認されているシャムの体色は、シールポイント、ブルーポイント、チョコレートポイント、ライラックポイントで、いずれにせよ胴体に模様は入らず、顔、耳、足先、尾のいずれかにカラーのポイントが無ければなりません。

 

標準的な体重は2.5kg~5kgとされています。
シャムは外見に似合わず鳴き声は太く、よくしゃべる(よく鳴く)猫としても知られています。

性格

感受性が強く、非常に物静かな性格です。
やや神経質ですが、性格は気ままで、人の言うことはあまり気にかけないです。
これはオリエンタル種全般の性格の特徴で、野良猫の一部にこうしたシャムとの混血も多いのがよく見られるそうです♪

 

一人の時間を確保しつつも、時折飼い主にべったりと甘える性格は『これぞ猫』といえる性格です。

 

飼い方

若猫から中年齢くらいまでは大変活発でよく動き、走ります。
ハンティングも高いところに上るのも大好きなので、キャットタワーを用意し、よく遊んであげるようにしましょう。

繊細さからのわがままですので、しつけは根気よく決して暴力的にならないようにしましょう。
上手に付き合いながら家庭生活を一緒に過ごしていきましょう。

さびしがりやなので犬など他のペットや猫とも基本的にはうまく行きます。
しかし、シャムはいつでも自分が一番の猫です。

 

短毛ですので被毛の手入れは楽ですが、日本の気候では秋冬は寒がります。
室内で飼い温度調整などは、きちんとしてあげましょう。

 

グルーミングは、柔らかいブラシ、固く絞った蒸しタオルなどで体を拭いてあげるのもよいです。

 

かかりやすい病気

遺伝性疾患の素因が非常に多いシャムですが、反面、平均寿命が12~15才と長いです。

短期間で致命的な疾患になることは多くないようですが、一生付き合っていかなければならない病気が多いみたいです。

 

糖尿病

猫は糖尿病になりやすい動物と言われています。
糖尿病になると様々な症状が出ます。まず、「多飲多尿」と言って健康な時よりも飲水量が増え、トイレに行く回数や量が増えます。
血中に溜まった糖が尿として排出される事で水分が多く失われるので、喉が渇きます。

 

また、糖が吸収されなくなるのでご飯を食べても体重が減ってしまうという症状も代表的なものです。
日頃から定期的に愛猫の体重チェックを行うようにすれば気付くのも早くなりますね。
短期間で10%以上体重が減っている場合には注意が必要になります。
元気がなくなったり運動量が減ったり、嘔吐する事もあります。

 

治療は主にインスリン注射や食事療法を並行して行ないますが、猫の症状や体質によって治療法は異なります。

 

また年齢では6歳以上、オス猫の方がメス猫よりも発症しやすいようです。
肥満傾向の猫もかかりやすいですので、愛猫の体重管理には充分気をつけていきましょう!

 

慢性肝不全

腎臓の機能が徐々に低下し、機能不全に陥った状態のことです。
中年齢から高年齢の猫に多い病気で、多飲多尿で、初期の段階ではこれ以外に目立った症状はありません。
水をたくさん飲んでも多尿によって失った水分を補うことができず、脱水を引き起こしてしまいます。
これにより、食欲や元気が低下し、毛づやもなくなっり、下痢や嘔吐、便秘も見られるようになり体重も減少していきます。

 

慢性腎不全は、猫伝染性腹膜炎(FIP)や猫エイズ(猫免疫不全ウイルス感染症)といった種々のウイルス感染や細菌感染などがきっかけとなります。
しかし、多くの場合、はっきりとした原因を特定することは困難のようです。

 

慢性腎不全は、急性腎不全と違い徐々に進行していく病気で、一度発症すれば治ることはありません。
治療は、その進行をできるだけ抑え、症状を緩和することが目的となり、おもに内科的治療と食事療法が行われます。

は、ほかの病気から引き起こされることがあるため、定期的なワクチン接種や室内飼育の徹底などで予防することが大切になります。

 

角膜黒色壊死症

角膜黒色壊死症とは、猫の目の角膜に黒っぽい壊死物が形成される病気です。
角膜の一部分に茶色や黒色のかさぶたのようなものが付着したようになり、その部分では角膜のコラーゲンが壊死した状態になっています。
この壊死組織は、徐々に正常な角膜から分離していって剥がれ落ちるため、角膜分離症とも呼ばれます。

原因は解明されていませんが、上部気道感染症の影響が考えられており、中でもネコヘルペスウイルス感染症やネコカリシウイルス感染症などがその多くを占めると言われています。
全ての猫腫で症状が表れますが、特に鼻が極端に短いペルシャ系の猫に多く見られます。

症状が軽い場合は、そのまま黒色部分が自然に脱落するのを待つこともあります。
進行して病変が深部まで至り、痛みを伴っている場合には、外科手術での切除を行います。

の猫との接触を避けたり飼育環境を日頃から清潔に保ち、ストレスを軽減させておくことが予防策になります。

 

 

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