サバンナの歴史・特徴・性格、かかりやすい病気はどんなの?

サバンナの特徴や性格、かかりやすい病気についてご説明します^^

歴史

野生の猫科動物であるサーバルキャットとイエネコによって作られた猫種です。
人為的な繁殖によるものでは、1986年4月、ベンガルのブリーダーだったジュディ・フランクが、オスのサーバルとメスのイエネコを交配させて誕生したのが初めてといわれています。
このニュースは話題にはなりましたが、現実の問題として気性の荒い野生のサーバルをイエネコとの交配が可能なまでに飼い慣らすことは危険を伴う難しいものでした。

 

サーバルとの交配に用いられるイエネコとしては、基本的にベンガル、エジプシャンマウなど、野生を感じさせる斑点模様をもつものが好まれます。
近年はサバンナの個体数が十分増えたことから、数を増やすのに他品種は用いられず、もっぱらサバンナ同士が掛け合わされるようになってきているそうです。

 

新しい猫種としてTICAに登録されることになったのは2001年、キャットショーに正式に出場可能になったのは2012年になってからのことでした。

 

特徴

サバンナキャットは中型猫と言われることが多いですが、体重はメスで3.6kg〜9kg、オスはもっと重いと言われています。
サバンナキャットの被毛には、いくつかパターンがありカラーはブラック、ブラウン、ブラックスポテッドタビー、ブラックシルバースポテッドタビー、ブラックスモークなどです。
多くのサバンナキャットは、下地がゴールドやクリーム、サンド、ホワイトに黒か焦げ茶のスポット柄が入っています。

 

サバンナキャットの頭は三角形に近く、長い首と大きな耳が特徴でもあります。
成猫の体格になるまで、約3年ほどかかります。
面白いことに、前足よりも後ろ足の方が長いのが、サバンナキャットの特徴です。

性格

大変賢く、運動能力が非常に高く、猫とは少し違う大きな声で鳴きます。
長い後ろ足で高いところへのジャンプも余裕でこなすので、充分に動き回れるスペースが必要になります。
サバンナキャットは水遊びやリードを付けてのお散歩も好きなようです。

 

意外にも人に懐きますが、家族の中でもお気に入りの一人に執着して、それ以外の人にはほどほどに付き合う傾向がありますが、依存心はそれほど強くないそうです。

 

飼い方

運動量も多いのでキャットタワーは足場のしっかりした物を用意し、家の中を走り回ってもトラブルにならないようにしておきましょう。
運動不足ではストレスからトラブルを起こす可能性があります。

 

サーバルの割合が濃いものは特定動物として都道府県知事の飼育許可が必要ですが、ルールに従って専用のケージを用意し家から出すことは原則として認められません。
逸走には十分注意し、戸締りや人の出入りに気を配る必要があります。

 

サバンナは犬のように賢く、コミュニケーションが取りやすいため、トイレのしつけは十分可能です。
水が好きな個体も多いため、水のたまっている風呂や洗濯機などはきちんとふたをしておきましょう。

 

短毛のため毛の手入れは楽です。
週に1、2回程度のブラッシングで十分なようです♪

 

かかりやすい病気

サバンナは自然種のサーバルを基礎にしているため、基本的には健康的な猫です。

遺伝的な病気も特に見受けられませんが異種交配により誕生したため、稀に体に対して大きな臓器を持った猫が生まれたり、免疫疾患が発生場合もあります。

 

肥大型心筋症

肥大型心筋症とは心臓の筋肉が内側に向かって厚くなり、心室が狭くなり体に十分な血液を送ることが出来なくなってしまう病気です。
体に十分な血液を送ることが出来なくなるので、体はバランスをとるために心拍数を上げたり、血圧を上げたりします。
肥大型心筋症は猫の心筋症のうち、約2/3を占めると言われています。

 

発症年齢は年齢は6カ月から16歳とされていて、どの猫ちゃんにも起こる可能性があります。

症状は初期の段階では、目に見える症状はほぼありません。
逆に言うと、飼い主さんからみて症状が目に見える状態になっていると、病気はかなり進行していると言えます。
少しの運動で呼吸が荒くなってあまり動かない、呼吸困難、歩き方がおかしくなり、立てなくなる(この時、すごく痛がる)、があります。
また、体が血圧を上げようとした結果、肺の動脈で血液が渋滞し、肺水腫になったり、胸水が溜まることもあります。

 

心臓の病気というものは、基本的には完治しない病気です。
そのため病気が進行しないよう、心臓が長持ちするように、血栓ができないように、お薬を使っていい状態を維持していくようになります。

定期的な検査を行って、心臓の状態をチェックしていきましょう。

 

下部尿路疾患

尿路の下部にあたる膀胱と尿道に関係する疾患です。
膀胱炎や尿道炎、膀胱や尿道の尿石症などが含まれます。

 

頻繁にトイレに行くのに尿が出ない、排尿時の痛みで鳴く、トイレ以外の場所で排尿する(不適切な排尿)、血尿など、膀胱炎の症状が現れます。
猫下部尿路疾患は、膀胱や尿道における尿結石や尿道栓子、細菌感染といったことが原因で起こります。
しかし、症状を引き起こす原因がまったく不明のものもあり、これは特発性FLUTDと呼ばれ、FLUTD全体の約50%を占めています。
原因は不明ですが膀胱上皮のバリア機能の異常や、肉体的・精神的なストレス、自己免疫性疾患などが関与していると推測されています。

 

治療は、尿道が尿道結石や尿道栓子で閉塞している場合には緊急処置が必要となります。
細菌感染によるものでは、抗生剤による治療が行われます。

 

猫下部尿路疾患の予防は、膀胱や尿道の疾患を防止するために、トイレを清潔にしたり、いつでも水を飲める環境を整える、キャットツリーなどを導入したり、遊ぶ時間を増やしたりといった対策が効果的です。

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