コラットの歴史・特徴・性格、かかりやすい病気はどんなの?

コラットの特徴や性格、かかりやすい病気についてご説明します^^

歴史

コラットはタイ王国に古くから存在する猫です。
コラット地方に生息する「シ・サワット」(幸運をもたらす猫)という銀青色の猫の話が書かれており、当時からコラットが幸福と繁栄の象徴として大切にされていたようです。

 

現代においては、もっぱら「贈呈用」として扱われ、売買が禁止されていた時期もあるようです。
コラットはハート形の頭をしており、目の色は宝石(ペリドット)の色であり、幸福をもたらす銀の毛皮をまとっている、大変縁起の良い生き物として、新婚家庭に贈られてきたのでした。

 

1965年にCFAで猫種として公認されました。

特徴

平均体重は3〜7kgくらいになります。

 

コラットの体は、筋肉質でがっちりとしたセミコビータイプです。
毛はアンダーコートがなく、シングルコートでです。
角度によっては毛が銀色に輝いて見えます。

 

目はグリーン、ヘーゼル、イエロー、ゴールドの4タイプが見られますが、特にグリーンは特徴的なペリドットグリーンです。

 

顔は特徴的なハート型をしており、前足は後足よりやや短く、美しいグリーンの瞳を持っています。
体脂肪が低く、抱き上げると見た目よりもずっしりと重く感じるようです♪

 

まれに淡いスポットやグレイのストライプが見られることもありますが、こうした被毛パターンはショーキャットとしては認められず、公認はブルーのみです。

 

性格

落ち着いた静かな猫ですが、家族皆で仲良くするよりも、お気に入りの誰かの傍にいるのが好きな猫です。
構ってあげないと拗ねるなど、溺愛する飼い主を見透かしたように振り回しながら要求を通す賢さがあるようです。

 

プライドが高く頑固な面があり、他の猫や犬などのペットとも平和的に過ごせるものの、自分が常に上位と考えているようです。
比較的よくしゃべる猫で、警戒する時は警報のような大きな声で鳴き、家族に話しかける時は顔を見るように話しかけます。

 

物覚えが良いという特徴があります。

物覚えの良さは、しつけの面でプラスです。

ただし、イタズラも物覚えよく覚えてしまうこともあるので注意が必要です。

飼い方

コラットは遊び好きで運動量の多い猫ですが、その分食欲も旺盛です。
気を付けないと太りすぎてしまうこともあるので栄養バランスを考え、適切な食事管理をしましょう。

 

もちろん高い所にのぼるのも好きですので、キャットタワーなどを用意してあげましょう。

コラットは物覚えが良く、頭の良い猫です。
しつけを行う時には一貫したしつけを行うことが重要になります。

 

コラットの毛は短毛ですが密に生えたシングルコートですので、手入れは難しくありません。
定期的にブラッシングかコーミングをしてあげましょう。

かかりやすい病気

尿路結石症

腎臓、尿管、膀胱、尿道のどこかに結石ができる病気です。
結石が膀胱の粘膜を傷つけて膀胱炎となることもあります。

 

症状は“トイレに行く回数が増えた”・“頻繁にトイレへ行くのに少ししか出ない”・“おしっこの時に痛そうに鳴く”・“おしっこに血が混じる”などです。
これらの症状は膀胱炎にも似ているため注意が必要です。
中にはトイレの壁等についたおしっこが蒸発し、残った結晶がきらきらと反射して見えることもあります。
結石の大きさは砂粒ほどの小さなものから数センチのものまでさまざまです。

 

猫の尿路結石症には、尿がアルカリ性に傾くことでできる“ストラバイト結石”と、酸性に傾くとできる“シュウ酸カルシウム結石”があります。
これらは食事の偏りが原因で起きるといわれています。
猫がもともとあまり水を飲まずに濃度の濃いおしっこをすることも原因のひとつに挙げられます。

 

猫でよくみられるのは“ストラバイト”と“シュウ酸カルシウム”の結石です。
これらは尿検査やレントゲン検査、超音波検査で診断出来ることもあります。
ストラバイトは療法食で溶かす事が可能ですが、結石の大きさや個数によっては外科的手術が選択されることもあります。
シュウ酸カルシウムは療法食で溶かす事ができないため、外科的手術が第一選択となります。

 

膀胱炎

膀胱に炎症が起こる病気で、細菌の感染や尿結石などにより膀胱が傷ついたことが原因で起こります。
頻繁にトイレに行くのに、なかなかおしっこが出ない、一回のおしっこの量が少ない、いきんだり辛そうにしている、尿の臭いがいつもと違ってきたなどの症状が見られたら膀胱炎を疑いましょう。

 

猫の膀胱炎の多くが、はっきりとした原因が特定できない特発性膀胱炎で、特に若齢の猫の発症率が高いとされており、原因の1つとしてストレスが考えられています。
猫にとってのストレスとは、入院、ペットホテル、引っ越しなど、環境の変化によるものや、騒音がほとんどとされています。
また、猫はきれい好きな動物であるため、トイレ環境の変化にも敏感です。

 

膀胱炎は1~10歳の猫に多いと言われており、原因として半分以上が特発性膀胱炎だと言われています。
膀胱炎は直接的には命に関わる病気ではありませんが、排尿痛があるため早めに適切な治療を行う必要があります。

 

膀胱炎を再発させないため、さらに予防するために何より大切なのが、猫のストレスを軽減させることです。
予防のため猫に水を多く飲ませる工夫も必要です。
猫は新鮮な水を好みますので、水はこまめに取り替えてあげましょう。

 

慢性腎不全

慢性腎不全は腎臓の機能が徐々に低下し、機能不全に陥った状態のことです。
中年齢から高年齢の猫に多い病気です。

 

慢性腎不全のおもな症状は、多飲多尿(水をよく飲むこととおしっこの量が増えること)で、初期の段階ではこれ以外に目立った症状はありません。
しかし、腎臓の機能が次第に低下してくると、多尿にもかかわらず、老廃物や余分な電解質、リンなどのミネラル類を尿中に排泄することができず体内にたまってきます(尿毒症)。
水をたくさん飲んでも多尿によって失った水分を補うことができず、脱水を引き起こしてしまいます。
これにより“食欲不振”・“元気が低下”・“毛づやがなくなる”・“嘔吐”・“下痢”・“便秘”・“体重減少”などがみられます。

 

原因は糖尿病や多発性嚢胞腎などの他の病気により引き起こされることがあります。

慢性腎不全は、急性腎不全と違い徐々に進行していく病気で、一度発症すれば治ることはありません。
慢性腎不全の治療は、その進行をできるだけ抑え、症状を緩和することが目的となり、おもに内科的治療と食事療法が行われます。

 

食事管理などで進行を遅らせることになりますので、気づいた時には早めに動物病院を受診しましょう。

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