エジプシャンマウの歴史・特徴・性格、かかりやすい病気はどんなの?

エジプシャンマウの特徴や性格、かかりやすい病気についてご説明します^^

歴史

日本ではブリーダーも少なく、稀少な品種になります。

 

エジプシャンマウは、古代エジプトの壁画に登場する斑点柄の猫に似ているといわれています。
この斑点柄の猫は、まだエジプトの道端で見かけることができます。

 

ファティマというキャッテリーで繁殖を始めたのが、エジプシャンマウの始まりです。
ちなみに「マウ」は古代エジプト語の「猫」という意味です。

 

1968年に猫登録団体のCFFに登録されたのを皮切りに、1977年にはCFAにも認められました。
なお、近年の遺伝子解析による研究では、エジプシャンマウの祖先はエジプト原産の猫ではなく、メインクーン、コラット、ターキッシュアンゴラと近縁である可能性が指摘されています。

特徴

体重は2.25kg〜5kg程度とされています。

 

エジプシャンマウは小さめで三角形に近い頭部に、大きめの耳は間隔が広くついており、グースベリーグリーンと名付けられた独特の緑色の大きなアーモンド形の目をしています。
グースベリーとは、ヨーロッパ原産のスグリ属の植物で、小さくて丸い、綺麗な薄緑色をしている実をつけます。
目尻にアイラインを少し入れたような、スッとした印象が特徴的です。

 

後ろ脚は前足よりも長く、筋肉質です。
その為、数ある猫種の中でもトップクラスの、時速50kmというハイスピードで走ることができます。

性格

エジプシャンマウは、嬉しいときの表現が「カッカッカッ」という声で鳴きます。
野生的な見た目とは裏腹に、とても賢くておとなしい、飼い主に対して従順な性格です。

 

独立心が旺盛なので、一匹だけでよく走り、遊びまわるマイペースな時間の過ごし方をします。
もちろん、飼い主と一緒に遊びたいとせがむときには、おもちゃなどで遊んであげると喜びます。

 

猫らしい自由気ままなライフスタイルを尊重し、必要なときには十分な愛情を注いであげられる飼い主でいられると、仲がより深まります。

 

飼い方

エジプシャンマウの被毛は短毛で、お手入れはしやすいです。
斑点柄が最大の特徴で、唯一自然発生した柄となっています。
カラーはブラックスモーク、ブロンズスポテッドタビー、シルバースポテッドタビーです。

 

被毛のお手入れは、週1回程度、ブラッシングをして抜け毛を取り除いてあげましょう。
お風呂はよほど汚れたとき以外は、入れなくても良さそうです。

 

活発な猫種なので、十分に動き回れる環境を整えてあげると良いです。
多頭飼いにも向いていますので、仲良く遊べるパートナーを探しても良いかもしれません。

かかりやすい病気

エジプシャンマウはもともと自然発生種であり、品種育成期間に何度かの交雑を経て遺伝性疾患の少ない丈夫な猫になりました。

 

尿路結石症

腎臓、尿管、膀胱、尿道のどこかに結石ができる病気です。
結石が膀胱の粘膜を傷つけて膀胱炎となることもあります。

 

症状は“トイレに行く回数が増えた”・“頻繁にトイレへ行くのに少ししか出ない”・“おしっこの時に痛そうに鳴く”・“おしっこに血が混じる”などです。
これらの症状は膀胱炎にも似ているため注意が必要です。
中にはトイレの壁等についたおしっこが蒸発し、残った結晶がきらきらと反射して見えることもあります。
結石の大きさは砂粒ほどの小さなものから数センチのものまでさまざまです。

 

猫の尿路結石症には、尿がアルカリ性に傾くことでできる“ストラバイト結石”と、酸性に傾くとできる“シュウ酸カルシウム結石”があります。
これらは食事の偏りが原因で起きるといわれています。
猫がもともとあまり水を飲まずに濃度の濃いおしっこをすることも原因のひとつに挙げられます。

 

猫でよくみられるのは“ストラバイト”と“シュウ酸カルシウム”の結石です。
これらは尿検査やレントゲン検査、超音波検査で診断出来ることもあります。
ストラバイトは療法食で溶かす事が可能ですが、結石の大きさや個数によっては外科的手術が選択されることもあります。
シュウ酸カルシウムは療法食で溶かす事ができないため、外科的手術が第一選択となります。

 

慢性腎不全

慢性腎不全は腎臓の機能が徐々に低下し、機能不全に陥った状態のことです。
中年齢から高年齢の猫に多い病気です。

 

慢性腎不全のおもな症状は、多飲多尿(水をよく飲むこととおしっこの量が増えること)で、初期の段階ではこれ以外に目立った症状はありません。
しかし、腎臓の機能が次第に低下してくると、多尿にもかかわらず、老廃物や余分な電解質、リンなどのミネラル類を尿中に排泄することができず体内にたまってきます(尿毒症)。
水をたくさん飲んでも多尿によって失った水分を補うことができず、脱水を引き起こしてしまいます。
これにより“食欲不振”・“元気が低下”・“毛づやがなくなる”・“嘔吐”・“下痢”・“便秘”・“体重減少”などがみられます。

 

原因は糖尿病や多発性嚢胞腎などの他の病気により引き起こされることがあります。

慢性腎不全は、急性腎不全と違い徐々に進行していく病気で、一度発症すれば治ることはありません。
慢性腎不全の治療は、その進行をできるだけ抑え、症状を緩和することが目的となり、おもに内科的治療と食事療法が行われます。

 

食事管理などで進行を遅らせることになりますので、気づいた時には早めに動物病院を受診しましょう。

 

 

キーワード・タグ:

関連記事

記事検索

カテゴリー

タグ

閉じる