アメリカンショートヘアの歴史・特徴・性格、かかりやすい病気はどんなの?

アメリカンショートヘアの特徴や性格、かかりやすい病気についてご説明します^^

 

歴史

アメリカではもちろん、日本でもトップクラスの人気を誇るアメリカンショートヘア。

 

イギリスの猫の品種に、ブリティッシュショートヘアという猫がいるのですが、この猫が直径の先祖猫となります。
17世紀にアメリカという新天地に向けてメイフラワー号が出港したとき、同時にこの猫も船に乗せられました。
ペットとしてではなく船内で穀類を荒らすネズミ退治のために乗船させられたので、性格は狩猟に適したものだったそうです。

 

アメリカで“マウサー”や“ワーキングキャット”と呼ばれているアメリカンショートヘアですが、当時はまだ猫を愛玩動物として求める人は少なかったため、様々な猫と自然交配し、いわば雑種となって遺伝的な病気の少ない丈夫な体を得ることができたようです。
やがて、アメリカで大規模な効率的で自動化された穀物管理ができるようになると、ネズミ退治も別の手法が用いられ、猫たちはハンターとしての役目を終えることになりました。

 

しかし、ブリティッシュショートヘアに特徴的な銀灰色のクラシックタビーの美しさは、その後のアメリカでも愛好家の手によって品種の確立に動き始めることになりました。
ペットとして親しまれる猫になるように性格、外見などにおいて選択交配による品種改良が重ねられ、1966年にアメリカンショートヘアーとして登録されました。

 

日本に入ってきたのは1980年以降とされており、1996年にはアメリカンショートヘアクラブジャパンがCFAに認可されるまでになりました。

 

特徴

アメリカンショートヘアといえば特徴的な渦巻き模様が美しいシルバータビーがメジャーです。
代表的なタビー柄を始め、アメリカンショートヘアには柄の無い子もいます。
単色の子や2色に分かれたバイカラー、トーティーなど、一見アメリカンショートヘアに見えない毛色も沢山あります。
毛色のバリエーションの豊富さもアメリカンショートヘアの特徴なのかもしれませんね♪

 

アメリカンショートヘアは成猫になっても体重は3~7kg程度とそこまで大きくはなりません。
ややスクエアな顔立ちで、しっぽは長く、短毛ながら厚い被毛に覆われています。

 

ですが、祖先がネズミ捕りをしていた為か筋肉質で運動能力が高いのが特徴です。
適度な運動をしないとストレスが溜まってしまう事もありますので、キャットタワーを設置したりおもちゃで遊んであげたりして体を動かすようにさせましょう。

 

性格

アメリカンショートヘアは明るく人懐っこいです。
好奇心も旺盛で、やんちゃな一面も♪

 

ただ人懐っこいアメリカンショートヘアですが撫でられるのは好きだけど、抱っこが苦手な個体が多いです。
あまりべたべたせずに適度な距離感を意識して接するのがいいようです。

 

とても賢いので、トイレの場所などは教えればすぐに覚えるようです。
飼い主に何かを求めるとき以外に無駄に鳴くことが少ないので、集合住宅でも飼いやすいとされています。

 

飼い方

アメリカンショートヘアは活発なのでキャットタワーなどを設置して上下運動をさせるなどして運動不足を解消できる環境を作ってあげましょう。
留守番の時は、登っても大丈夫な場所を部屋の中に用意するのもいいでしょう。

 

賢い猫なのでトイレの場所、ご飯の場所、爪とぎの場所など根気強く教えてあげればすぐに覚えてくれます。
失敗しても叱りつけるようなことがないようにしましょう!
体罰は厳禁です。怯えて信頼関係が壊れてしまいます。

 

短毛で被毛は厚いものの、手入れは楽です。
換毛期にはしっかりとブラッシングやコーミングをしてあげましょう。

 

 

かかりやすい病気

 

アメリカンショートヘアは、猫種作成の初期に非常に多くの猫との交雑があったことから、遺伝疾患は比較的少なく丈夫とされています。

 

平均余命も15年と、純血猫の中では長生きの傾向がありますが、かかりやすい疾患としてワクチン誘発性繊維肉腫と肥大型心筋症が知られています。

 

ワクチン誘発性繊維肉腫

ワクチン反応性肉種とは非常に稀な病気ですが、ワクチンを接種した箇所が肉腫(癌)化してしまう病気です。
基本的には猫に発生し、ワクチン関連性肉腫、ワクチン部位線維肉腫、などと言われますが同じ病気の事です。

 

悪性度が高く、かなりの確率で再発し治療が非常に難しい癌です。
抗癌剤の効果も今だ不明で、四肢での発生は基本的に断脚が第一選択となります。

 

原因は“多くの不活化ワクチンの中に入っている免疫賦活剤のアジュバント”・“白血病ワクチン”・“ウイルスの存在の有無”・“サイトカインの種類や量”など言われていましたが原因の確証は示されていません。
特に、肩甲骨の間でのワクチン接種はリスクが高く、現在では推奨されません。
また、ワクチンの種類によってはアレルギー反応が出やすい種類も存在します。

ワクチン接種は、漫然とワクチンを打つのではなく、ご家庭の環境を踏まえた上で選択をするということが重要になりますね。

 

肥大型心筋症

肥大型心筋症とは心臓の筋肉が内側に向かって厚くなり、心室が狭くなり体に十分な血液を送ることが出来なくなってしまう病気です。
体に十分な血液を送ることが出来なくなるので、体はバランスをとるために心拍数を上げたり、血圧を上げたりします。
肥大型心筋症は猫の心筋症のうち、約2/3を占めると言われています。

 

発症年齢は年齢は6カ月から16歳とされていて、どの猫ちゃんにも起こる可能性があります。

 

症状は初期の段階では、目に見える症状はほぼありません。
逆に言うと、飼い主さんからみて症状が目に見える状態になっていると、病気はかなり進行していると言えます。
少しの運動で呼吸が荒くなってあまり動かない、呼吸困難、歩き方がおかしくなり、立てなくなる(この時、すごく痛がる)、があります。
また、体が血圧を上げようとした結果、肺の動脈で血液が渋滞し、肺水腫になったり、胸水が溜まることもあります。

 

心臓の病気というものは、基本的には完治しない病気です。
そのため病気が進行しないよう、心臓が長持ちするように、血栓ができないように、お薬を使っていい状態を維持していくようになります。

定期的な検査を行って、心臓の状態をチェックしていきましょう。

 

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