アビシニアンの特徴・性格、かかりやすい病気はどんなの?

アビシニアンの特徴や性格、かかりやすい病気についてご説明します^^

 

歴史

独特のグラデーションがある美しい被毛と、しなやかで引き締まった体つきが魅力の猫アビシニアン。

 

現在のアビシニアンの起源となった猫はエジプトに由来があるといわれています。
一節ではクレオパトラにも愛された猫とされているそうです。

 

アビシニアンという名前には「アビシニアから来た猫」という意味があります。
アビシニアとは現在のエチオピア付近の地域のことを指します。

エキゾチックな風貌と美しい毛並みが愛され猫らしく美しい猫として日本でも数が増やされてきました。

 

特徴

アビシニアンの体型はスリムな「フォーリンタイプ」で、体重は4kg前後です。
体に比べてやや長めで先端に向かって細くなるしっぽも特徴の一つです。

 

アビシニアンの毛色は“ブルー”・“ルディ”・“レッド”・“フォーン”の4色です。
被毛は1本1本が3〜6色ほどに分かれている珍しいカラーでグラデーションカラーと呼ばれます。
特に人気な毛色はブルーだそうです♪
目の色はグリーンとゴールドで、目の縁にはマスカラを施したような濃いラインと、それを囲むような明るめなラインがあります。

 

性格

アビシニアンは、おおらかで人懐こい性格をしています。
見た目はがワイルドなので凶暴な性格と思われがちですが、実際は甘えん坊で飼い主とのコミュニケーションをしたがる猫です。

 

そして賢くて物覚えが早く、飼い主さんに名前を呼ばれると返事をしながら駆け寄ってくるので【犬のような猫】とも言われています。

 

アビシニアンは運動神経もよく筋肉質な体をしています。
好奇心が旺盛な性格でもあるので室内を猛スピードで走り回り、モノが壊れたりひっくり返ったりすることがよくあるそうです。

 

社交的な性格なので、見知らぬ人や小さくてやんちゃな子供、他のペットなどを怖がる様子もなく接する事ができます。
来客時にも動じず、友好的に接するか、落ち着いていることが多いでしょう。

 

飼い方

アビシニアンは活発で遊び好きであり、子猫から若猫時代は驚くほど敏捷なスピードで走り回ります。
人と遊ぶのも大好きなので色々なオモチャを用意して、好奇心を育てながら運動させるようにしましょう。
家の中にキャットタワーなどを設置して遊び場を確保してあげてください。

 

賢く洞察力があり、好奇心も強いことから、人間のすることを良く見ています。
しつけにはあまり苦労しないようです。

 

アビシニアンは短毛ですがダブルコートですので、抜け毛はあります。
ブラッシングやコーミングを定期的にしてあげましょう。

 

アビシニアン水を怖がらない性質もあってシャンプーが楽であることも嬉しいポイントです。

かかりやすい病気

アビシニアンに起こりやすい遺伝疾患の種類はやや多く、発症数は多くないものの重症化するものもあります。

重症筋無力症は犬に比べて猫の方が非常に少ない疾患ですが、アビシニアンでは比較的起こりやすいとされています。

重症筋無力症

猫の重症筋無力症とは、神経から筋肉に対する指令がうまく伝わらず、筋肉の疲労や脱力がおこる状態のことです。
神経から筋肉に“動かしたい”と指令がうまく伝わらくなり筋肉の疲労や脱力が生じる病気です。
休憩をすれば回復するものの、また運動をするとすぐに疲れてしまいます。
歩く場合は歩幅が減少したり、次第に歩くのも困難になります。
また食べた直後に吐き出す吐出やよだれを流す、嚥下困難や眼瞼下垂、虚脱状態などの症状が表れ、巨大食道症を引き起こす場合もあります。

原因は遺伝の要因が大きいとされます。
先天的に発症した場合は、アセチルコリンレセプターの欠損、後天的に発症した場合は、免疫系統によるレセプターの破壊が原因です。
後者の場合は本来なら体内に入ってきた異物を攻撃するはずの免疫システムが、なぜか自分の筋肉を攻撃することで発症します。

 

血液検査によるアセチルコリンレセプターの抗体検出や、テンシロン試験による症状の変化などで診断され抗コリエンステラーゼ薬を投与します。
症状に応じて免疫抑制剤を投与する場合もあります。
また巨大食道症を引き起こしている場合には、誤嚥性肺炎などを引き起こさないように、食餌の与え方に注意が必要になります。

 

歯周病

猫の歯ぐきに炎症がおこると歯肉炎になります。
歯肉炎がさらに進行すると、歯ぐきや歯を支える歯根膜、歯槽骨という部分にまで炎症が広がり、歯周炎になります。
歯周炎がさらに重症化すると、歯が抜けてしまうこともあります。
こういった歯を支えている歯周組織(歯肉・歯根膜・歯槽骨・エナメル質)に現れる症状を歯周病と呼びます。

 

歯周病の初期段階である歯肉炎は、口の中で細菌が繁殖することによって起こります。
細菌は、口の中の食べカスを栄養源として繁殖し、歯の表面に歯垢と呼ばれる塊を形成します。
また、歯垢を放置すると、唾液の中のカルシウムなどが沈着し、固い歯石となります。

 

治療法は歯垢や歯肉溝の中の細菌が原因とされる感染症ですので、まずは溜まった歯石を取り除きます。
全身麻酔をかけた上でスケーラーやキュレットと呼ばれる金属器具や超音波洗浄機などを用いて、歯石を土台から完全に取り去ると同時に歯周ポケットの洗浄も行います。
全身麻酔が必要とされるのはこのためで、無麻酔で外見から確認できる歯石のみを取り除いても歯周ポケットに汚れが残っている限り炎症や細菌は減らず、悪化することもあります。

 

歯周病の予防には、まずは歯垢が歯に溜まらないようにすることが何より大切になります。
最も効果的な方法が歯磨きです。
できれば1日に1回、少なくとも3日に1回は行うようにしましょう。

 

慢性腎不全

慢性腎不全は腎臓の機能が徐々に低下し、機能不全に陥った状態のことです。
中年齢から高年齢の猫に多い病気です。

 

慢性腎不全のおもな症状は、多飲多尿(水をよく飲むこととおしっこの量が増えること)で、初期の段階ではこれ以外に目立った症状はありません。
しかし、腎臓の機能が次第に低下してくると、多尿にもかかわらず、老廃物や余分な電解質、リンなどのミネラル類を尿中に排泄することができず体内にたまってきます(尿毒症)。
水をたくさん飲んでも多尿によって失った水分を補うことができず、脱水を引き起こしてしまいます。
これにより“食欲不振”・“元気が低下”・“毛づやがなくなる”・“嘔吐”・“下痢”・“便秘”・“体重減少”などがみられます。

 

原因は糖尿病や多発性嚢胞腎などの他の病気により引き起こされることがあります。

慢性腎不全は、急性腎不全と違い徐々に進行していく病気で、一度発症すれば治ることはありません。
慢性腎不全の治療は、その進行をできるだけ抑え、症状を緩和することが目的となり、おもに内科的治療と食事療法が行われます。

 

慢性腎不全は、ほかの病気から引き起こされることがあるため定期的なワクチン接種や室内飼育の徹底、飼育環境などを整え、原因となる病気をしっかりと予防することが大切になります。

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