大型犬種に起こりやすい病気!離断性骨軟骨炎に気をつけましょう。

離断性骨軟骨炎(りだつせいこつなんこつしょう) とは肩関節や肘関節踵、膝に現れる痛み症状です。ある日突然、痛みや機能障害による歩行障害が現れます。主に成長期の犬に現れる症状で、激しい運動により悪化させてしまうことが多いです。別名OCD(osteochondritis dissecans)といいます。

【症状】激しい痛みが現れる、離断性骨軟骨炎 の症状

離断性骨軟骨炎の症状は主に肩関節や肘関節(肘突起分離症)、膝に痛みが現れる症状です。体重の重い大型犬種に起こりやすい病気で、痛みが現れた際に歩行中に足を引きずったりする場合があります。また肩に触れた際、痛がる様子があれば、離断性骨軟骨炎の症状の一つです。

【原因】成長期に多発する離断性骨軟骨炎 の原因

離断性骨軟骨炎の原因はいくつかあります。中でも成長期に症状が現れることがほとんどです。成長期には軟骨が骨化します。その際、速度に少しでも差があると、骨と軟骨の間に分離が生じます。その為、肩関節や肘関節踵、膝に痛みが現れます。骨が成長している際に、激しい運動を行うことも離断性骨軟骨炎 を発症させる原因の一つです。他にも怪我が原因で発症するケースもあります。前肢の歩行がぎこちなく、仔犬時に、高いところから飛び降りた経験がある、階段を踏み外した経験がある場合、離断性骨軟骨炎が疑われます。

【治療】離断性骨軟骨炎 の2つの治療法

離断性骨軟骨炎は、薬剤を使用した治療法では完治することはできません。離断性骨軟骨炎 の治療法には2つの治療法があります。一つは内科的治療です。関節の痛みが治まって、痛み物質が出なくなる時期まで(およそ3週間)ケージに閉じ込めてしまいます。立ったり歩いたりする行動を極力減らし、痛み止めを服用し、絶対安静が必要です。もう一つは外科的療法(手術)です。方法は早期に診断して異常な関節軟骨(遊離骨片)を手術で除去します。その後、剥がれた関節面をなだらかに削り、丸くします。その後絶対安静が必要な為、しばらくケージに閉じ込めます。痛みが長い間続くため、痛み止めを服用します。早ければ数日で痛みが取れ、歩けるようになります。

 

【予防】離断性骨軟骨炎の症状が現れた場合の予防法

離断性骨軟骨炎 の予防法は残念ながらありません。もし愛犬に上記で説明した症状が現れた場合、早い段階で診断を受けることが必要です。診断が遅れた場合、退行性関節症が進み、手術の効果がなくなってしまいます。そうならない為にも早期発見・早期治療に心掛けてください。

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