重度の場合骨折する骨の腫瘍とは??

骨の腫瘍とは、骨に含まれる組織がガン化した状態で、腫瘍が骨にできてしまった状態のことです。腫瘍は主に上腕の骨、前腕骨の一部(橈骨)、太ももの骨、すねの骨にできやすく肘から遠く膝に近いところにできるのが一般的です。上記以外の発症部位は発症部位は、頭蓋骨、下顎骨、肋骨、椎骨(背骨)などです。骨の腫瘍には二種類あります。一つは骨から発生した原発性骨癌と、もう一つは、体の別の部分の腫瘍が骨に拡がる転移性骨癌です。『原発性骨癌』とは、犬の骨自体から発生するガンです。反対に『転移性骨癌』は、別のところに出来たガンが骨に転移するというものです。

【症状】骨の腫瘍の症状

腫瘍があると怪我をしていないのに足を引きずることや、歩きづらそうな症状見られます。良性の骨種でも腫瘍の部分が膨れ上がり、足が腫れた状態に見えることや、腫瘍の部位によっては歩行困難になる場合もあります。悪性の場合は痛みを感じるため、散歩などに行きたがらなくなり運動不足になったり、足を撫でたり触られたりすることを嫌がります。腫瘍が原因で骨が弱くなり骨折することもあります。また無気力になる、体重が減少する、食欲の低下などの症状が見られます。

【原因】骨の腫瘍の原因

明確には解明されていませんが、犬の腫瘍には良性・悪性があり、以前に骨折をしたり、骨の外傷、または慢性の骨感染症が原因と考えられています。良性の腫瘍で代表的な骨腫では、骨を形成する成分の異常増殖が原因で、骨の塊ができてしまいます。悪性の腫瘍で代表的な骨肉腫は、原因はまだ解明されていませんが、高齢の大型犬種に発生しやすいといわれています。また四肢に発症することが多く、頭やアゴ、背骨、肋骨が発症しやすい部位です。

【治療】骨の腫瘍の治療

良性の腫瘍は進行も遅く、他に転移することが少ないので、症状を確認してから腫瘍が大きくなっている場合や、歩行が困難になっている場合に外科手術によって切除することが多いです。悪性腫瘍は、転移が速いため、骨肉種と診断された場合は足を切断する大きな外科手術になります。腫瘍の発見が遅れた場合は、外科手術をしても手遅れの為、切断せずに抗がん剤治療や放射線治療を行います。しかし、完治が非常に難しい病気です。

【予防】骨の腫瘍の予防

まず、発症の原因である以前に骨折をしたり、骨の外傷や慢性の骨感染症を引き起こさないようにしましょう。高齢になると骨に腫瘍ができやすいので、定期的な検査をし、症状が悪化する前に対応できるようにしましょう。

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