事故には要注意!?骨盤の骨折が及ぼす影響とは??

骨盤の骨折はおもに交通事故で引き起こされます。気をつけないといけないことは、骨折部だけではなくペットの全身の状態をよく見ておかないと、骨折部の手術をしたにもかかわらず、死に至る場合もあります。また骨の腫瘍などで骨が弱くなって折れてしまうケース(病的骨折)と弱い力が同じ場所に加わり続ける事で骨折してしまうケース(疲労骨折)などがあります。

【症状】骨盤の骨折の症状

骨盤周囲にはたくさんの動脈が走っており、障害をうけるとそこから後腹膜腔に出血をおこし、出血多量になります。症状は主に複数の骨を骨折し折れた足を上げたまま歩く、患部を触らせようとしない、足が通常とは違う方向に向いているなどです。排尿、排便の障害も多く見られます。また、骨盤の骨折によって横隔膜ヘルニア、肺挫傷、胸空内出血、気胸などの後遺症が見られる場合もあります。

【原因】骨盤の骨折の原因

交通事故や動物同士のけんかなどで強い力が加わって骨折してしまう場合や落下などです。落下といっても犬の場合10センチ程度の落下でも骨折します。交通事故といっても自動車だけでなく、バイクや自転車、場合によっては人にぶつかっただけでも骨折することがあるので、要注意です。

【治療】骨盤の骨折の治療

骨盤の骨折の治療方法は、骨折の状態や場所、犬・猫の年齢や体格、そして性格によってさまざまです。合併症を発症した場合は、合併症の処置が優先されます。骨折が比較的軽度なときは、手術は行なわず、ギプスや副木による固定で骨を癒合されることが多いです。ギプスや副木による固定で骨を癒合することが難しい場合には手術が選択されます。ワイヤーや金属ピン、金属プレートなどを用いて骨を固定します。手術後は入院するケースがあります。骨折が治癒するまでの間は運動制限が必要なほか、経過観察やギプスの巻き直しのために定期的な通院が必要です。また、骨折後2週間以内が骨がもっともくっつきやすい期間なので早めに治療することをお勧めします。

【予防】骨盤の骨折の予防

日々安全に過ごしていると思いますが、思わぬ事故はつきものです。思わぬ事故をふせぐため日々の生活の中で危険は無いか、もう一度チェックしてみましょう。また受傷後にすぐ手術に入ることはストレスの加算が行われるので、ショックを引き起こす可能性もよく注意しておかなければなりません。また常に放し飼いされている猫の場合には注意が必要です。骨盤の骨折を発症するのは犬よりも猫が多いからです。

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