重症の場合倒れてしまうかも!?まっすぐ歩けないふらつき症候群!

ふらつき症候群は、別名「前庭神経炎」といいます。脳神経の一種である前庭神経に炎症が発生し、主に、平衡バランス感覚が障害をうけた状態になります。この病気は発症してから、24時間以内に症状がピークになることが多く、軽いものから重いものまでそれぞれです。また季節によって症状が異なる場合があります。猫の場合、夏~初秋にかけて多発する傾向があります。

【症状】ふらつき症候群の症状

ふらつき症候群になると、意味もなく頭をかしげたり、めまいやよろめきが起き、まっすぐ歩けなくなります。症状が進行すると、倒れこんでしまい嘔吐することもあります。眼球があちこちに動く眼振などの症状も見られます。眼振は数日で見られなくなりますが、体がよろける行動は続きます。その後の運動失調は3~6週間続き、その後徐々に回復に向かいます。

【原因】ふらつき症候群の原因

ふらつき症候群の原因は、内耳(耳の奥の器官)で発生した炎症が、前庭神経に波及することで発症します。また、内耳炎、外耳炎、中耳炎も原因となります。さらに、ストレス、環境の変化、外気圧の変化などが複合した場合になりやすいと言われてます。そして中齢~高齢かけてなりやすく、若年の場合になるのは稀と言われます。

【治療】ふらつき症候群の治療法

対症療法

症状の軽減を目的とした治療が施されます。具体的には、副腎皮質ホルモンやビタミン、抗がん剤の投与をしてめまいなどを抑えます。薬の投与から一週間ほどで回復に向かいます。軽い症状であっても、ふらふらしている状態は危険なため、散歩を控えたり、家の中の障害になりうるものには注意が必要です。

基礎疾患の治療

外耳炎、中耳炎、内耳炎などの他の疾患がある場合は、他の治療を優先することで、ふらつき症候群の原因になっているものをおさえることができます。
また、ペットは動物病院での入院治療より、いつも一緒に暮らしている飼い主と暮らしたほうが、心も体もリラックスできるため、治りが早い場合があります。治りをはやくするためにも、ペットの身の回りの環境をよくすることが必要です。

【予防】ふらつき症候群の予防

ふらつき症候群は、突然発症するため予防が困難です。外耳炎、中耳炎、内耳炎などのふらつき症候群の原因になるものを防ぐことによって発症する確率を低下させることができます。
ふらつき症候群は、遺伝が原因で症状を発症することも多いので、親犬・親猫や、血統内に発症している犬・猫がいる場合は、事前に獣医師に相談を受けましょう。

キーワード・タグ:

関連記事

記事検索

カテゴリー

タグ

閉じる